こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「中学受験におすすめの家庭学習教材が知りたい」という疑問に答えます。
中学受験向けの教材といえば、一般的に紙教材を示すかと思います。
しかし私の場合は経験をもとに紙・デジタル・オンライン各教材から、より中学受験に効果的と感じているベスト10選を総合的に紹介します。
中学受験にむけた家庭学習教材は、スタイルによって対応範囲などが異なります。
このスタイルは選び方で失敗の原因ともなる重要なポイントのため、ぜひ最後のまとめで詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
そのあたりについても詳しく解説するので、より目標達成が期待できるスタイルをはじめ、トータルで有意義と感じる家庭学習教材を選んでみてください。
中学受験におすすめ家庭学習教材ベスト10選
おすすめ家庭学習教材「紙」
中学受験における家庭学習教材として、
紙教材にはつぎのメリット・デメリット・対応範囲があります。
対応範囲 | 中学受験の基礎範囲・一部応用範囲 |
メリット | 中学受験教材の老舗が出版している場合も多く内容的に安定感がある。過去の中学受験問題から抜粋して掲載されることがほとんどで、かなり効果的な中学受験対策ができる。 |
デメリット | それぞれ教科ごとに出版されている場合が多く揃える手間がかかる。1冊のボリュームが少ない場合がほとんどで、1教科でも数冊購入するといった必要がある。 |
おすすめ紙教材①中学受験のツボシリーズ
いかなる教科においても「超論理的」な解説が特徴の、小川先生による中学受験にむけた専門教材。
この小川先生は 中学受験専門のプロ個別指導教室【SS-1】の代表をしており、これまでにも難関中学へ多数合格を果たしていることでも有名な塾。この小川先生による家庭学習向け教材ということで、かなり高い学習効果が期待できる中学受験教材です。
うまく説明できませんが、受験生が求めている「ツボ」を明確に表現してある内容。そういうところが学びたかったという声が漏れそうになる構成で、しっかりと中学受験の本質が抑えられている良書です。
今まで勉強はしているのに成績が上がらない‥という場合には一読する価値ありで、これまでの考え方がいかに偏っていたか、また勘違いをしていたかなどがよくわかる中学受験教材となっています。
おすすめ紙教材②宮本算数教室の教材
知る人ぞ知るという中学受験教材で、宮本先生が監修する塾用教材です。
実際に中学受験専門の宮本塾で使用されている塾用教材を、宮本先生が独自に家庭用教材へアレンジしたという内容。したがって中学受験の算数において、かなり強力な家庭学習が期待できます。
この宮本先生シリーズはさくさん出版されており、算数に特化した全範囲対策をはじめ、さまざまな分野に特化した中学受験対策むけ算数分野が収録されているというもの。教材内容の感想を正直にいえば、一般的な教材ではなく、より「多角的な考え方」を習得できるといった内容の濃い教材になります。
また宮本先生の算数教室は、首都圏で中学受験合格率80%以上を誇る名門。
どう考えてみても中学受験で有利となる考え方を学べるので、とくに苦手な分野をはじめ、ここで紹介したような総合的に学べる教材などもおすすめ。ただし算数に特化した教材なので注意が必要です。
おすすめ紙教材③中学入試 全科の総まとめ(5教科)
中学受験において多くの志望校で必須となる、5教科(国語・算数・理科・社会)を学べる教材。
紙教材でこのように全教科を学べる構成は数少なく、1教科ごとそろえる必要がないため便利の極みといった中学受験教材です。
内容的にも充実しており、入試重要度という表現でポイントとなる個所が目立たせてあるため、とくに入試対策で力を入れておくべき重要点がわかりやすく便利。、またカラー図解による解説でより理解しやすく、消えるフィルター付きで目隠し学習もできるよう工夫されています。
全224ページ構成でそこまでボリュームあるとは思いませんが、中学受験対策におけるまとめ学習として最終チェックなどに有効かと。ほかにもシリーズとして教科別教材なども用意されており、もっと詳しく学ばせたい場合はそちらを選ぶとより効果的です。
おすすめ紙教材④ポピー
中学受験むけ家庭学習教材として、おすすめの通信教育がこの「ポピー」です。
実際に私自身も子供の中学受験に利用してきましたが、さすがに元京都大学総長が監修しているだけあって思った以上に受験対策がはかどる仕組み満載。教科書準拠によって学校と同じペースで学べ、さらに別冊教材「定期テスト対策」でかなり一致率の高い模擬テストを受講することができます。
毎日2ページでOKという学習スタイルのため勉強量が少ないかな?と思いましたが、まったくそんなことはなく要点が詰まった極めて充実の2ページ。さらに中学受験対策として応用問題も一定数掲載してあったりと、総合的に中学受験へ効果的な紙学習教材かと思います。
私も結構おすすめと思ったので、ぜひ覗いてみることをお勧めします。
✅ こちらで詳しいレビューを書いてます。
おすすめ家庭学習教材「デジタル」
中学受験における家庭学習教材として、
デジタル教材にはつぎのメリット・デメリット・対応範囲があります。
対応範囲 | 中学受験の基礎範囲 |
メリット | 5教科すべてをオールインワンでまんべんなく学べる。映像授業で理解しやすく定着へつなげる豊富な問題数もほとんどの教材で搭載。またAIシステムによる学習サポートも充実。 |
デメリット | インターネット端末の画面に慣れるまでにやや時間を要する。初めのうちは操作に戸惑ってしまう恐れもあり。基本的に難問対策までは不可能。 |
おすすめデジタル教材①すらら
中学受験におすすめの教材として、まず挙げられるのがデジタル教材すらら。
文部科学大臣賞の受賞歴もさることながら内容的にもかなり秀逸で、中学受験で必須となる全範囲の基礎理解から徹底した定着までオールインワン構成により5教科をしっかり学べます。
とくに映像授業がわかりやすく、スモールステップで進むため理解へつなげやすい解説。勉強が進んでいれば授業解説が遅すぎると感じるかもしれませんが、そこは映像授業ということでいくらでもスキップできるので大丈夫です。
また映像授業によって基礎理解できれば、続いて豊富な問題数のドリル機能によって定着学習。
このときAIシステムが働いて「つまずき診断機能」により、ミスをした部分から根本原因となる単元を表示してくれるので、これが極めて便利としか言いようのない機能。いつもなら原因にたどり着くだけでも多くの時間を要しますが、この機能があることで大幅な時間短縮につながります。
アニメーション授業ということで「動き・変化」を表現することができるため、とくに図形問題などは目の前で変化することでより理解しやすいのが特徴。黒板と違ってこのあたりはアニメーション授業の大きなメリットであると私は感じます。
5教科の基礎をしっかりと学べ、やや高レベルの応用範囲まで取り組めるデジタル教材。
中学受験に難問対策までは難しいですが、徹底した基礎学習においては十分な威力を持つ通信教育です。
✅ すららの詳しいレビューはこちら。
おすすめデジタル教材②東進オンライン学校
東進オンライン学校は四谷大塚とのコラボにより、中学受験に効果的な構成となっているのが特徴。
一般的なデジタル教材では全分野・単元の映像授業が搭載されていますが、この東進オンライン学校の場合は必要な映像授業のみを一定数選んで受講できるというスタイル。したがって中学受験対策ですでに理解しきっている分野は放っておいて、必要な映像授業だけを選べるため視聴するまでに時間短縮も期待できるスタイルです。
また映像授業に特徴があって、講師2人がかりで解説したりと、より理解しやすい工夫が盛りだくさん。
説明内容としては解き方だけではなく「考え方」を中心に教えているため、1つの授業を受講すれば複数の理解へ発展しやすいといった特徴も持っています。
確認問題も豊富に用意されており、定着要素においても必要十分な構成。中学受験の難問対策まではできませんが、それ以外の部分においてはしっかりと学べるデジタル教材です。
✅ 東進オンライン学校のレビューはこちら。
おすすめデジタル教材③Z会の通信教育
ハイレベル学習でおなじみのZ会ですが、タブレット学習教材でも高クオリティの履修ができます。
一般的にZ会の通信教育といえば紙学習スタイルですが、ここで私がおすすめするのはタブレット学習(デジタル教材)のほう。紙学習で評判の良い添削指導などもすべてそのままで、郵送ではなくオンラインで添削指導を受けられるため時間効率としても大幅にアップしたスタイルです。
映像授業においてもZ会らしく超まじめな授業が展開されており、まったく無駄のない授業解説で中学受験に適した内容。理解へつなげるための図解解説などはあるものの、そのほかにイラストなどは使用されていないため学校のような雰囲気で中学受験対策をおこなうことが可能です。
またZ会の通信教育における大きな特徴としては、中学受験に最適な学習内容を提供する「難関コース」が設けられている部分。さすがに難関私立中学の難問対策までは難しいですが、ある程度の応用範囲までは学べるためかなり効果的な受験対策ができます。
このZ会の通信教育、中学受験の家庭学習として候補の1つです。
✅ Z会の詳しい内容・資料請求はこちら。
おすすめ家庭学習教材「オンライン」
中学受験における家庭学習教材として、
オンライン教材にはつぎのメリット・デメリット・対応範囲があります。
対応範囲 | 中学受験の基礎・応用全般 |
メリット | 中学受験における5教科(基礎・応用)をすべて履修できる。中学受験の経験者という講師も多く出題傾向などの情報も得やすい。マンツーマン指導で素早い疑問解消が可能。 |
デメリット | 対人関係が苦手な場合はあまりおすすめではない。自分から質問をするほど効果的な使い方となるため消極的な性格であればやや難しい。 |
おすすめオンライン教材①オンライン家庭教師「e-Live」
中学受験の難問(応用)対策として、かなり優秀といえるのがこの「e-Live」です。
その理由はうぇびサイトを見てもらえれば一目瞭然で、ほかのオンライン家庭教師でここまで高スキルの良質な講師が揃っていますか?という部分。どう考えてみても高学歴の人材が講師として待機しているので、まず中学受験対策として選ばない手はないかと私は思います。
実際に私自身も電話確認をして探ってみましたが、これもまた優秀な対応で健全性が極めて高い。一切余計な費用はもらいませんと、ここまで強く断言したオンライン家庭教師もかなり珍しいというのが本音です。
実際に用意されている受講コースも「中学受験対策」などがあり、学習内容的にも必要十分。しかも全国から集まった優秀な講師陣ということで、中学受験の経験者もかなり在籍しているため難問対策などは当然のように学ぶことができます。
もしかすると志望中学校出身の講師もいるかもしれないので、ぜひ選んだ際にはチェックしてみるといいかもしれません。
総合的に優秀なオンライン家庭教師で、中学受験対策もバッチリでかなりおすすめです。
✅ オンライン家庭教師「e-Live」の無料体験はこちら。
参考:オンライン家庭教師「e-Live(イーライブ)」 口コミなど徹底レビュー!
おすすめオンライン教材②学研のオンライン家庭教師
中学受験の難問対策として、大手で安心できるのが「学研」のオンライン家庭教師です。
さすがに学研というだけあってクオリティが高く、講師もプロがメインで在席しており、次いで高学歴の学生講師も準備しているという講師内容。いずれの講師スタイルにおいても高レベルの中学受験対策が可能で、講師の中には中学受験の経験者も多数在籍しています。
さまざまなカリキュラムが用意されているのも大手家庭教師といえる充実した内容で、中学ジュy県に関するコースが盛りだくさん。どのコースを選んでも中学受験において極めて有意義なマンツーマン指導を受けることができるかと思います。
料金的にもそこまで高い費用スタイルではなく、健全度の高い透明性を感じる料金体系。
私自身も電話確認をしましたが、不明な費用項目は一切ありませんでした。
大手のオンライン家庭教師が安心できていいという場合であれば、まず選んで心配になることは一切ないかと思います。
✅ 学研オンライン家庭教師の詳細はこちら。
参考:学研の家庭教師「口コミ・評判・コース・料金など」を徹底調査!
おすすめオンライン教材③オンライン家庭教師「Netty」
中学受験対策において、とくに発達障害児へおすすめなのがこのオンライン家庭教師です。
なぜなら母体となる家庭教師ノーバスが発達障害対応を行っており、しかも前面に謳っているほど充実した対応体制のため。そのオンライン版となるのがこの「Netty」です。
もし内容確認されたい場合は 家庭教師のノーバスからウェブサイトを覗いてみてください。あまりに大々的に発達障害の理解に努めているので、きっと驚かれるかと思います。
そんな発達障害児への対応に強いオンライン家庭教師「Netty」ですが、内容的にも極めて優秀。
最先端ともいえる画面共有システムを備えており、ウェブカメラがあればすぐにでもオンライン指導をスタートできるという優れた機材システムとなっています。(ペンタブレットがあれば完璧)
また中学受験対策においても各種コースが用意されており、いずれも高レベルで現場に沿ったコースとなっているため家庭学習として極めて最適な構成。具体的にコース名が表示されているので、子供の苦手に特化したコースを選びやすく便利です。
とくに発達障害の中学受験におすすめですが、もちろん健常児にも対応しておりおすすめです。
✅ オンライン家庭教師「Netty」の無料体験はこちら。
レビュー:家庭教師Netty(ネッティ)の評判および裏情報まで徹底分析!
中学受験におすすめ家庭学習教材の比較表
ここまでに紹介した中学受験おすすめ教材を、比較一覧表でまとめます。
各教材名をクリックすると、先ほどの詳しい解説へ戻ります。
スタイル | 教材名 | 対応範囲 | 対応教科 |
紙 | 中学受験のツボシリーズ | 中学受験基礎~ 一部応用 | 国・理・社 |
宮本算数教室の教材 | 算 | ||
中学入試 全科の総まとめ | 5教科 | ||
ポピー | 5教科 | ||
デジタル | すらら | 中学受験基礎 | 5教科、英検 |
東進オンライン学校 | 5教科 | ||
Z会 | 5教科 | ||
オンライン | e-Live | 中学受験全般 | 5教科 |
学研 | 5教科 | ||
Netty | 5教科 |
中学受験に最適な家庭学習教材の選び方
家庭学習の教材スタイルから、
実体験をもとにそれぞれ最適な選び方を解説します。
- 紙教材の場合
- デジタル教材の場合
- オンライン指導の場合
家庭学習教材の選び方「紙教材の場合」
中学受験の家庭学習「紙教材」は、つぎのポイントが選び方のコツです。
選び方のポイント | ・基礎・応用ともわかりやすい解説がある ・定着へつながる豊富な問題数がある ・ボリュームある情報量で多くの知識を学べる |
メリット | ・もっとも自然なスタイルで家庭学習ができる ・中学受験対策の基礎範囲~一部応用範囲まで履修可能 |
デメリット | ・アナログ式のため情報量が少ない ・教材によっては解答スペースが設けられ学習濃度が低い場合もある |
紙教材のポイント①基礎・応用ともわかりやすい解説がある
中学受験における紙教材からの情報量は少なめですが、できる限り「わかりやすい解説」には要着目。
いたって限られた情報だけに解説内容というのは大きく差が出る部分で、要点を抑えて解き方・考え方の説明があり、わかりやすさを追求していることが選び方の重要なポイントです。
また問題と答えのみが掲載されている場合は問題集と変わらないため、家庭学習教材として選ぶのであればしっかりと詳しい解説まで掲載されていることが大切。中学受験にむけて少しでも多くの有意義な解説があることで、はじめて効果的な紙教材ともいえます。
中学受験対策に紙教材を選ぶときは、まずこの「わかりやすい解説」を重視することがおすすめです。
紙教材のポイント②定着へつながる豊富な問題数がある
中学受験にむけた紙教材は、わかりやすい解説で理解できれば、さらに「豊富な問題数」も必須条件。
このボリュームある問題から得られる効果は、理解した知識をより定着させるという部分。少しでも多くの問題数があることで、より効果的な中学受験対策につながります。
また紙の家庭学習教材において注意すべきポイントが、答えを記入するスペースが確保されている場合。直接的に教材へ書き込むのではなくノートに答えを記入すれば済むので、この場合は無駄なスペースということで学習内容が薄まってしまうことにつながります。
こうしたムダなスペースによって問題数が少なくなっている紙教材もあるので、しっかりと中身までチェックをして選ぶことが失敗しないポイントになります。
紙教材のポイント③ボリュームある情報量で多くの知識を学べる
先ほども解説したように、紙教材の「情報スペース」は限られています。
インターネット特性を利用したデジタル教材のように多くの情報を記載することは難しいため、限られたスペースの中においてより豊富な情報量が盛り込まれていることが選ぶときのポイント。
あまりに煩雑な掲載方法は見づらくマイナスとなりますが、一定レベルで最大に情報が詰め込まれているのであればより中学受験に有意義な紙教材と判断できます。
また文章によって情報を伝えるよりも、図解解説などを利用するほうが情報量が多くなるといった、対スペース効果を考えられた工夫も歓迎。さまざまな工夫によって限られた範囲に最大限の情報が記載された紙教材ほど、中学受験対策として濃い家庭学習教材となります。
家庭学習教材の選び方「デジタル教材の場合」
中学受験の家庭学習「デジタル教材」は、つぎのポイントが選び方のコツです。
選び方のポイント | ・映像授業の解説がわかりやすい ・無学年方式が採用されている ・AIシステムよるサポート性が高い |
メリット | ・インターネット特性により情報量が多い ・オールインワン形式のため必要となる全コンテンツが搭載されている ・中学受験対策の基礎範囲~やや応用範囲まで履修可能 |
デメリット | ・モニター画面に慣れるまでに時間を要する場合がある ・教材によって映像授業がわかりづらい、演習問題が少ない、対応偏差値が低い場合もある |
デジタル教材のポイント①映像授業の解説がわかりやすい
中学受験にむけたデジタル教材は「豊富な情報量」でかなりおすすめのスタイルです。
さらに映像授業が搭載されているため対理解度も高まりやすく、自分で文字を読んで理解・吸収する紙学習スタイルよりも、大幅に効率よくしかも知識吸収を進めやすい機能になります。
ただし映像授業のクオリティというのは各教材によって異なり、実際に視聴をして「より理解しやすい授業」であることをチェックしてから選ぶのがおすすめ。実際に複数の映像授業を比較してみると、思った以上にクオリティの違いに気づくかと思います。
より具体的に映像授業のクオリティを解説すれば、1つの単元をさらに細分化して細かく解説する授業、または短く要点がまとめられた授業、どっちがクオリティが高いかの違い。
一見すると要点のまとまった短い授業のほうがクオリティが高そうですが、この場合は話を端折っている場合が多く、視聴していると「その間の部分が知りたい」という現象が起こる場合もあります。
映像授業は詳しすぎるほど理解へつなげやすく中学受験に効果的で、自分の意志で自由にストップできるので、詳しい授業になるほど高い効果が期待できおすすめです。
中学受験にデジタル教材を選ぶときは、この「映像授業クオリティ」に着目することがポイントです。
デジタル教材のポイント②無学年方式が採用されている
デジタル教材における「無学年方式」は、より効果的な中学受験につながる重要な要素です。
ほとんど多くのデジタル教材ではこの無学年方式は採用されておらず、基本的に現学年しか学べないという仕組み。現学年だけを学べても十分な中学受験対策ができないため、選ぶのであればこの「無学年方式」が採用されたデジタル教材のほうが高い優位性をもちます。
この無学年方式というのは現学年だけではなく、他学年の範囲も自由に学べるというもの。したがって中学受験にむけた過去の復習はもちろん、より知識レベル向上にむけた先取り学習においても多大な効果を発揮するシステムとなります。
物理的に紙教材では成しえないシステムで、備わっていたほうが大幅に学習効果が高まるポイント。
したがって中学受験対策としてデジタル教材を選ぶ場合は、この無学年方式が備わっていることをチェックするというのも有効な選び方のポイントです。
デジタル教材のポイント③AIシステムによるサポート性が高い
デジタル教材の大きなメリットになるのが、この「AIシステムによる学習サポート」です。
AIシステムによる学習サポートは学習効率を高めるために有意義な機能で、たとえばミスをすれば原因となる単元を教えてくれるなど、独学では極めて時間を要するところを瞬時に教えてくれるというもの。
ただしデジタル教材によってサポート性能が異なるため、中学受験対策においてかなりの時間短縮効果となるシステムなだけに、徹底してチェックして選ぶことがおすすめです。
AIシステム当サイト表示されていても、実際にはほとんど効果を感じない場合もあり、また逆にAIシステムが便利過ぎて中学受験対策が大幅に捗るといった場合まで千差万別。
思った以上にこのAIシステムの優位性は高いので、中学受験にむけたデジタル教材選びにおいては、欠かせないポイントとして着目しておくのがおすすめです。
家庭学習教材の選び方「オンライン指導の場合」
中学受験の家庭学習「オンライン教材」は、つぎのポイントが選び方のコツです。
選び方のポイント | ・講師のスキルが高く指導力もある ・中学受験の志望校におけるデータが豊富 ・講師に中学受験の経験者を選べる場合がある |
メリット | ・マンツーマン指導で疑問解消しやすい ・中学受験の基礎範囲~難問(応用)対策まで総合的に学べる ・講師の存在により安心感が得られやすい |
デメリット | ・対人関係において苦手な場合は受講が難しいこともある ・選び方によっては講師クオリティの低さを感じることもある |
オンライン教材のポイント①講師のスキルが高く指導力もある
中学受験にむけたオンライン教材選びにおいて、もっとも重要ともいえるのが「講師」の部分。
とくに講師のスキルと指導力については十分な精査が必要で、少しでも高スキル&高指導力の講師が在籍するオンライン教材を選ぶことがより学習効果を高めるポイントになります。
やや裏情報にもなりますが私がこれまでに探ってきたオンライン教材でも、表面的には高学歴講師が在籍と謳ってあってもじつは一部のみという場合が少なくないもの。しっかりと優秀な講師が揃っているオンライン教材の場合は、大々的に講師紹介がしてあったりと感覚的にわかるものです。
また講師スキルを詳しくチェックできることで、中学受験の経験者などを見つけることも可能。より優位性の高い講師から指導を受けるためには、できる限り講師情報が詳しく記載されているオンライン教材を選ぶことが重要なポイントになります。
中学受験にオンライン教材を選ぶ場合は、まずこの「講師」について着目するのがおすすめです。
オンライン教材のポイント②中学受験の志望校におけるデータが豊富
オンライン指導教材のメリットともいえるのが、全国の中学受験における「豊富なデータ」です。
志望校データを豊富に持っている場合も多く、いわゆる中学受験専門塾とおなじレベルで情報をもつことで、より有意義で確実性の高い指導を得られる可能性が高まります。
したがってオンライン指導を選ぶときは予め志望校を伝えて、どれほど効果的な対処ができるかを徹底的にチェックしたうえで選ぶことがおすすめといえます。
また実際に効果的な志望校データを有しているオンライン指導の場合は、ほとんどの場合「中学受験コース」を用意しているもの。さらに中学受験にむけた専門的なカリキュラム(志望校別対策など)を施している場合が多いため、この点について確認するというのも効果的な選び方のポイントです。
なるべく志望校情報を多く持っており、詳しいコース設定があること。
ここもしっかりと抑えることによって、より中学受験の志望校に適したオンライン指導を選べます。
オンライン教材のポイント③講師に中学受験の経験者を選べる場合がある
先ほども少し触れましたが、講師選びにおいては「中学受験の経験者」がおすすめ。
そのまえに優秀な講師陣を有していることが求められますが、高学歴・高スキル講師の在籍を確認できれば、さらに中学受験の経験についてもチェックすることがおすすめです。
中学受験を経験している講師から得られる知識として一般的な出題傾向や考え方、志望校出身の講師からは確実性の高い難問対策など、より中学受験をクリアしやすい家庭学習の構築へつながるもの。
中学受験の経験における有無というのは、かなり教え方に差が出るため経験者を選ぶのが最適です。
もちろん講師自身の経験スキルもありますが、オンライン指導会社がもつ志望校データなどから総合的にクオリティを判断しなければいけません。いずれも効果的な情報を有していることで中学受験への確実性が高まるため、オンライン指導を見極める点において重要なポイントになります。
まとめ
今回は「中学受験におすすめの家庭学習教材が知りたい」という疑問に対して、
という形をもって、私の経験から最適解となるよう答えてきました。
中学受験におすすめ教材というのをよく見かけますが、
私はやや疑問を感じます。
なぜなら家庭学習教材は、
- そのスタイルによって対応可能範囲が異なる
- ある教材のみでは中学受験の難問(応用)対策まで学べない
などといった特性があるため。
とくに紙教材やデジタル教材では対応範囲に限りがあり、基礎学習は可能ですが難問対策まではムリ。
家庭学習教材でしっかりと難問対策が可能となるのは、その特性などから考えても「オンライン教材」のみとなるため、ぜひ注意して選んでみてください。
中学受験対策におおすすめの家庭学習教材として、今回の内容をぜひお役立てください。