こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「小学生の家庭学習におすすめの動画教材が知りたい」という疑問に答えます。
小学生の家庭学習として動画を考える場合は、通信教材のなかでもデジタル教材という選択になります。
しかし同じような動画(映像授業)が搭載されているように見えても、実際に動画内容をチェックすると理解のしやすさというのは結構違うもの。
そこで私が実際にデジタル教材の動画を視聴した経験をもとに、小学生の家庭学習として極めてわかりやすく有意義な動画コンテンツが搭載されたデジタル教材を3選に絞り込んでピックアップします。
かなり効果的といえる動画授業なので、ぜひ期待してご覧いただければ。
また後半では小学生の家庭学習に動画を導入する効果について、実体験から詳しく解説します。
小学生の家庭学習「わかりやすい動画」があるデジタル教材3選
またあとで選ぶポイントについて詳しく解説しますが、その要素を持った教材を選んでいます。
私が厳選したデジタル教材3選がこちら。
- スモールステップで進む動画授業「すらら」
- 動画&ライブ授業「進研ゼミ」
- 5分程度の動画授業「デキタス」
いずれも優秀な動画授業が搭載されており、極めてわかりやすい解説で高い効果が期待できます。
さらに各デジタル教材について、動画の特徴・内容・構成などをくわしく解説します。
スモールステップで進む動画授業「すらら」
動画の特徴 | スモールステップで進む対話型アニメーション動画授業でわかりやすい解説。小学生範囲の分野・単元の授業をすべて動画視聴できる。 | ||||
動画形態 | 映像授業 | 対応教科 | 5教科・英検 | 長所 | 無学年方式 |
すららは文部科学大臣賞の受賞歴もあることで、動画授業のクオリティもかなり高いと感じます。
スモールステップで進むといった特徴のある動画授業は、アニメーションによる「動き」とも相まってかなり理解しやすい構成。とくに図形分野など動きによって感覚をつかみやすい分野などは、想像以上に確実性の高い家庭学習へつながると思います。
すららの動画授業はスモールステップによる解説が理解しやすいだけではなく、少しだけ説明したら確認問題が出されるので誰でもわかるような仕組み。もしこの動画授業で理解できなければ、どんな動画コンテンツを見たところでムリじゃないかと私は強く感じます。
また動画内の解説は、キャラクター講師による対面授業のような感覚。つねに話しかけるような対応なので個別指導塾のような雰囲気と、自分のために教えてくれているといった感覚を持ちやすい動画解説となっています。
スモールステップで進む解説と、かなり細かな部分まで丁寧に教えてくれるのがメリットといえる動画授業。アニメーションならではの「動き」を活かした視覚的なわかりやすさが大きな特徴で、小学生の家庭学習としてかなり適した動画授業になっていると私は感じます。
ほかにも「AIシステムサポート」「塾講師のサポート」「無学年方式」など動画以外の部分においてもかなり優秀といえる内容で、どう考えても高いクオリティをもつデジタル教材です。
レビュー:すららの口コミ体験談
動画解説&ライブ授業「進研ゼミ」
動画の特徴 | 双方向型のライブ授業によって問題(疑問)解消がしやすい。ライブ授業以外にも解説画面において映像スタイルが多く導入されている。 | ||||
動画形態 | ライブ授業 | 対応教科 | 5教科 | 長所 | W解き直しシステム |
進研ゼミは「動画解説」「ライブ授業」2つのコンテンツで、効率よく学べるデジタル教材です。
とくに私的にわかりやすいと感じるのが動画解説で、分野・単元の基礎学習において視聴できるというコンテンツ。視覚的に見るほうが理解しやすい単元については、この簡易的な動画解説によって理解へつなげやすいといった特徴を持っています。
また一方のライブ授業ですが、これは現時点における学習をさらに理解しやすくするというライブ動画コンテンツ。実際に講師の授業を受けながら質問コーナーもあるという、知識の履修及び疑問解消ができるといったメリットをもつ動画授業になります。
基本的に毎日の家庭学習としてメインとなるのが、分野・単元を学ぶときに表示される「動画解説」。理科の実験をはじめ視覚的に理解できるので、かなり効率よくわかりやすい履修が期待できるコンテンツです。
このように進研ゼミは動画コンテンツが豊富で、しかも楽手現場の悩みをしっかりと解消してくれる可能性が極めて高い工夫が盛りだくさん。さらにAIシステムによる学習サポート「W解き直しシステム」なども合わせると、けっこう有意義な家庭学習ができる動画搭載のデジタル教材かと思います。
進研ゼミには2タイプ(紙教材・デジタル教材)がありますが、私がおすすめするのはデジタル教材のほう。動画授業などが搭載されているので、小学生の家庭学習としてかなり効果的な通信教材になります。
5分程度の動画授業「デキタス」
動画の特徴 | すべての動画授業が5分程度に収まっているので授業に飽きることなく学べる。要点だけがまとまっている解説のためポイントを掴みやすい。 | ||||
動画形態 | 映像授業 | 対応教科 | 5教科 | 長所 | さかのぼり機能 |
5分程度に収まったシンプルな動画授業が搭載され、サクサクと履修ができるデジタル教材です。
とくに長い授業はモチベーションが続かないという小学生におすすめの動画授業で、すべての動画解説は5分程度に収まっているので要点をサクッと受講でき効率よく履修できます。
実際に動画授業を見てみた感想としては、そこまで詳しい解説ではないけど要点は抑えられているという印象。したがって学習現場において「ここが今ひとつわからない」という場合にサクッと動画で確認でき、家庭学習のペースを乱さない動画構成になっていると私は感じます。
ただし詳しく解説を聞きたい場合はやや不足感も否めず、じっくりと細かな部分まで説明が欲しいというときは弱い部分もあるかと。あくまでも簡易的に要点を学ばせたいという場合に適した動画コンテンツなので、この辺りはしっかりとチェックされておくほうがおすすめです。
こうした簡易的で効率の良い動画コンテンツのほかに、家庭学習に必要となる機能はすべて揃っているため紙学習からの転換としても適したデジタル教材。ドリル機能やテスト機能もあるため定着を図ることもでき、さらにさかのぼり機能によって学年の枠を超えて苦手対策できるというのも特筆するメリットになります。
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わかりやすい動画があるデジタル教材3選の比較一覧
私が体験して選んだ動画搭載のデジタル教材を、比較一覧としてまとめてみます。
それぞれの教材名をクリックすると、先ほどお話しした詳しい解説項目へ後戻りします。
教材名 | 形態 | 教科 | 長所 | 動画の特徴 |
すらら | 映像授業 | 5教科・英検 | 無学年方式 | スモールステップで進む対話型アニメーション動画授業でわかりやすい。 |
進研ゼミ | ライブ授業 | 5教科 | W解き直しシステム | 双方向型のライブ授業によって問題(疑問)解消がしやすい。 |
デキタス | 映像授業 | 5教科 | さかのぼり機能 | すべての動画授業が5分程度に収まっているので授業に飽きることなく学べる。 |
小学生の家庭学習として動画教材を選ぶポイント
小学生の家庭学習に動画を導入するとき、闇雲に選ぶと効果が期待できない場合もあります。
そこで私的には、つぎの3つが重要なポイントと感じています。
- 解説がわかりやすい(最終理解まで到達)
- 解説が抜ける・前後することがない
- 余計な演出がない
要するに「動画の質(クオリティ)」が重要で、しっかりと役目を果たしていることが大切。
さらに詳しく、これらポイントについて解説します。
解説がわかりやすい(最終理解まで到達)
動画が搭載された教材を選ぶとき、まずもって大きなポイントになるのが「わかりやすさ」であると私は強く感じます。
一見すると同じように見える動画コンテンツでも、中身を比較すると雲泥の差があるなどの場合も。いずれの動画においても理路整然と解説されているものですが、わかりやすさの点において大きく違いがみられます。
わかりやすい動画解説というのは、つまり「最終理解まで到達できる」という授業内容であること。途中までしか理解できない、途中がやや理解できなかったなど不具合なく、しっかりと最終的な理解にまで到達できる解説となっていれば優良といえる動画コンテンツです。
この「最終理解まで到達できる解説」というのは、とくに算数へ顕著に現れる傾向。算数学習は1つずつの解説が積み重なって初めて理解できる教科になるため、良質な動画解説であるほど良く理解できる傾向にあります。
小学生の家庭学習に動画を導入するときは、まずもってこの「わかりやすさ」の重視をおすすめします。
解説が抜ける・前後することがない
私もいくつかの動画コンテンツを実際に体験してきましたが、しっかりと理解へつながる授業解説というのは順序正しく細部まできちんと説明されているものです。
これと逆にわかりづらい動画解説の場合は、解説を聞いていても途中が抜けてしまったり、話が前後することで順序が異なり理解しづらいといった動画があることも知っています。このような動画コンテンツが搭載された教材を選ぶと学習効果が低下する恐れがあるので、解説内容についても落ちがないか確認しておくことがおすすめです。
実際に解説が上手とは言えない動画コンテンツを視聴すると、理解できたようで出来ていないといった不思議な感覚に陥るのが特徴。丁寧に解説されていたけど頭にあまり残っていない、または今一つ腑に落ちていないといった状態となり混乱を招く原因となります。
この場合の「抜け」というのは、たとえばチャプター1からチャプター2へつながるときの解説不足など。わざわざ説明しなくてもわかるだろうと話が省かれている動画は、わりと「そこが知りたかった!」という理解不良に陥る場合が多いため要注意です。
また授業解説が前後してしまう動画コンテンツも注意が必要で、頭が混乱してしまう大きな原因となってしまうため決して選んではいけない動画。たとえば中学校は教科ごとに先生が異なりますが、解説があまり得意ではなく話が前後する先生のときは頭がこんがらがってしまうのと同じ現象が動画授業でも起こります。
したがって理路整然と解説が進み、しかも正しい順序で言葉足らずではない解説であることが、小学生の家庭学習として動画教材を選ぶときの重要なポイントになります。
余計な演出がない
動画授業が搭載されたデジタル教材を比較すると、けっこうこの「演出」に大きな差があるものです。
動画内における演出というのは、たとえばアニメーション動画授業の場合であれば、講師キャラクターとともに生徒キャラクターがいる場合など。ただ講師の横にいるだけなら邪魔になりませんが、講師がその生徒と会話をしながら授業が進むというパターンの場合はけっこうわかりにくい解説となります。
さらに一言二言くらいの会話であれば解説のスパイスとなって全体の引き締め効果も考えられますが、長ったらしく生徒キャラクターが意見を述べたりする場合は邪魔でしかありません。このほかにも長い時間を使って演出されている動画コンテンツの場合は、時間効率および学習効果低下となる恐れもあるため選ぶと損になる恐れもあるので要注意です。
おすすめの動画授業は、すっきりとシンプルで余計な演出がない解説であること。
その分野・単元にしっかりと集中できる環境を考えて、精一杯の工夫がしてある動画授業は極めて理解しやすいもの。デジタル教材によってかなり大きな差があるので、この「動画の演出」についても要チェックしておくことがおすすめです。
小学生の家庭学習に動画がある効果
実際に体験したうえでの感想は、つぎの3効果がとくに目立つ気がします。
- 自己流よりも理解へつながりやすい
- 正しい理屈を履修できる
- 分野・単元の要点を掴みやすい
結論からいえば「効率的で高い学習効果が見込める」というメリットが動画による家庭学習。
さらに3つの効果について、より具体的に私の感想を述べます。
自己流よりも理解へつながりやすい
動画コンテンツによる家庭学習は、とくに「理解しやすい」といった効果が見込めると感じます。
なぜなら予めわかりやすく編集された動画解説のため、すべての小学生にとって理解しやすい工夫が盛り込まれているなど。また動画授業が搭載されたほぼ全てのデジタル教材はクラウド型というスタイルによって、常に最新コンテンツへと刷新されるため理解向上効果のアップが期待できます。
さらにいえば自己流の家庭学習というのは「自分で文字を読んで理解する」という作業が必要となるため、文字を読む力、文字を理解する力が欠けていると理解へつながらない場合があるもの。
これが動画授業になることで「聴覚を使って理解する」という作業になり、さらに事前編集されたわかりやすい解説によって理解度アップ効果につなげやすいなどの特徴を持っています。
したがって自己流で家庭学習にとり組むよりも、より理解度アップ効果を期待できるのが動画授業。
高い学習効果はもとより時間効率アップ効果なども期待できるため、小学生の家庭学習をよりスムーズに進められる効果もあると私は感じます。
正しい理屈を履修できる
デジタル教材に搭載される動画授業では、基本的に「正しい理屈」を履修できます。
よほど雑なつくりの動画授業でない限り正しい理屈を学べるため、小学生が正しい知識を得やすいといった効果をもつ家庭学習スタイルになるかと。独学で文字を読んで学ぶよりも、より高い学習効果を期待できるのが動画コンテンツを使った家庭学習スタイルになります。
たとえば自分で文字を読んで理解する場合であれば、間違った理解による「つまずき」が発生する恐れというのが大きなデメリット。こうしたデメリットをなくすといった意味においても、動画による学習方法は極めて高い学習効果が期待できるスタイルであると私は感じます。
このような自己流の「勘違い」を限りなく防いで、正しい理解へつなげやすいのが動画授業のメリット。
学校の先生による授業でも、ときには解説内容によっては間違った情報を吸収してしまう場合があると思います。このようなデメリットを最大限に省く効果が期待できる、というのも動画による家庭学習の大きなメリットになるといえます。
分野・単元の要点を掴みやすい
デジタル教材に搭載される動画(映像)授業というのは、事前編集によって「要点」が集約されています。
動画コンテンツのなかには演出が多くわかりづらい場合もありますが、そんな動画授業でも伝える必要のある要点についてはしっかりと盛り込まれているのが基本。したがって教科(分野・単元)の要点を掴みやすい、といった効果がかなり見込める家庭学習スタイルになります。
たとえば小学校の先生とはいえ解説が一律ではなく、教え方というのは個人的に異なるのが一般的。このような個人差などがなく一律にわかりやすく要点がまとまっている、というのが動画履修に期待できる大きな効果になると私は感じます。
どの教科による動画授業においても、一律にしっかり要点が整理されわかりやすく解説される。
動画コンテンツによる家庭学習というのは、このような「一律でしかも確実に要点がまとまっている」という要素をもっており、結果的に高い学習効果が期待できるといった特徴があるのではないでしょうか。
まとめ
今回は「小学生の家庭学習におすすめの動画教材が知りたい」という疑問に対して、実体験から選んだ動画搭載おすすめデジタル教材3選をはじめ、さらに動画教材を選ぶポイントという形で答えてきました。
こうした2つの解説項目を実践すれば、きっと納得のいく動画搭載の教材が見つかると思います。
また小学生の家庭学習として動画を導入する効果について疑問であれば、ぜひ動画教材の効果という項目を再度チェックしてみてください。きっと動画授業のある家庭学習が具体的に見えてくると思います。
私としては、小学生の家庭学習へ動画をとり入れることは極めて有意義に感じます。
とくに独学や自己流など「文字を読んで理解する」といったクラシカルともいえる学習スタイルは、意味の履き違いなどの恐れもあり効率的とはいえないかと。
そこで正しい解説&正しい知識を身につけやすい動画授業というのは、結果的に効率的な学習スタイル。小学校の先生よりも詳しく、さらにわかりやすく教えてくれるのが動画授業と私は感じます。