こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「小学生の家庭学習でしっかり復習させたい」という場合におすすめの勉強法を紹介します。
家庭学習においてしっかり復習させるには、まずもって復習に必要な教材などをそろえることが必須事項。しかしかなりの時間を要したりと効率的ではないので、私の経験からいえば「デジタル教材」を利用するのがおすすめの勉強法になります。
そこで実際に私が体験してみた結果、頭一つ抜きんでている優秀なデジタル教材を3つピックアップ。小学生の家庭学習における復習としてかなり効果が期待できるので、興味があれば試してみてください。
小学生の家庭学習におすすめ徹底復習できるデジタル教材3選
私がこれまでに体験したデジタル教材は、ぜんぶで約10社ほど。
そのなかでも復習に特化して選んでみると、とくにつぎの3つが優秀でおすすめといえます。
- 無学年方式で全範囲を復習できる「すらら」
- 添削指導で効率よく復習できる「進研ゼミ」
- さかのぼり機能で復習できる「デキタス」
いずれも人気で評判がよく、全国でも有名なデジタル教材ばかり。
さらに詳しく、小学生の復習におすすめのデジタル教材について魅力を解説します。
無学年方式で全範囲を復習できる「すらら」
復習施策 | 無学年方式のため学年関係なくすべての分野・単元を自由に復習できる。ドリル問題も豊富でテスト機能も備わっているため徹底復習しやすい。 | ||||
無学年方式 | 全学年自由 | 理解の工夫 | 映像授業 | 苦手対策 | つまずき診断システム |
小学生低学年から高学年まで、すべての年齢層における復習として最高なのがこの「すらら」です。
なぜなら無学年方式というスタイルが採用されているため、どんな学年においても小学生範囲をすべて復習できるから。一般的なデジタル教材は現学年しか学べませんが、その点でどう考えても極めて復習に適したデジタル教材といえます。
また復習に重要となる「基礎理解」「豊富な問題数」においても充実しており、基礎理解にはスモールステップで進むわかりやすい映像授業、問題への取り組みにはドリル・テスト機能がしっかりと役立ってくれます。
正直いえばサイトが重いのか読み込み速度がやや遅く感じる場面もあり、もしかすると待ち時間がイライラしてしまうかもしれません。しかし内容が充実している証でもあり大げさに気になるほどの遅さでもないので、全体の機能などを考えれば得られる学習効果のほうが高いのではと私は感じます。
またAIシステムによる「つまずき診断機能」が働き、ドリル問題で間違ったときなどは「間違ってしまう根本的な単元」を瞬時に表示してくれるので徹底復習につなげやすいのが大きな特徴。いってみれば全方向から小学生の復習をサポートしてくれる、という感覚で家庭学習できるデジタル教材になります。
また文部科学大臣賞の受賞歴があったりと、内容的にも安心できる構成。ほかにもe-ラーニング大賞など多くの授業歴があるので、かなり秀逸な作りであることもわかります。
私としては極めておすすめといえる、かなり優秀なデジタル教材になります。
私のレビュー:すららの口コミ体験談
添削指導で効率よく復習できる「進研ゼミ」
参考:進研ゼミ
復習施策 | 赤ペン先生の添削指導によって確実性の高い復習ができる。場合によってはライブ授業で質問できるので復習として疑問解消ができる。 | ||||
無学年方式 | なし | 理解の工夫 | 動画解説 | 苦手対策 | さかのぼり機能 |
専用タブレットで復習のできる、全国でも人気のデジタル教材がこの「進研ゼミ」です。
ベネッセが運営しているため安心感はバツグンで、ライブ授業内における質問コーナー、赤ペン先生、動画解説などによって多角的に復習要素が組み込まれているのが特徴です。
まずもって目立つのが専用タブレットによる細かな受講スタイルで、さすが専用タブレットというだけあって細部まで徹底した学習が可能。漢字の止めやハネといった細かな部分までAI機能が添削してくれるので、この時点でかなり確実性の高い復習が期待できます。
またAIシステムによる「さかのぼり機能」が搭載されており、間違った問題から関連する単元をさかのぼれるというもの。これによって苦手追及しやすくしっかりとした復習に取り組めるのもメリットです。
もし専用タブレットに搭載される機能だけでは理解が難しい場合、ライブ授業内の質問コーナーで疑問解消するというのもおすすめの手段。現時点の学習をライブ授業で視聴して、リアルタイムの授業なので自由に質問できるといった復習につなげやすい特徴も備わっています。
どうしても徹底復習できない場合は、最終手段ではないですが「赤ペン先生」の添削指導が用意されています。基礎的な問題ではなく応用(文章)問題に対する添削指導になりますが、この機能によってもかなり理解しやすい復習へつなげることが期待できます。
もし興味があれば、無料体験教材などで試してみてください。
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私のレビュー:タブレット学習「進研ゼミチャレンジタッチ」口コミレビュー
さかのぼり機能で復習できる「デキタス」
復習施策 | さかのぼり機能を使えば学年関係なく復習できる。苦手原因を追究しやすいので苦手解消と復習を同時に実践しやすい。 | ||||
無学年方式 | なし | 理解の工夫 | 映像授業 | 苦手対策 | さかのぼり機能 |
この「デキタス」もかなり復習しやすいデジタル教材で、とくに短い映像授業が特徴です。
すべての映像授業が5分ほどに要約されているため、片っ端から過去の復習をさせたい場合にコンパクトでかなり効率的。その単元の要点がわかりやすく解説されているので、短い授業といってもポイントはしっかりと抑えることができます。
1つだけ残念なのが現学年しか学べないということ。したがって現学年の復習としては効率的ですが、過去の学年も復習させたいという場合にはやや当てはまらないデジタル教材かもしれません。
ただデキタスは「さかのぼり機能」が大きな特徴で、この機能を使うことで永遠にさかのぼれるため過去の学年においても復習可能。したがって機能を駆使すれば無学年方式のように利用できるので、小学生の総復習としてしっかりと効果は期待できます。(過去の映像授業も視聴できます)
豊富な問題数のドリル機能もあり、テスト機能なども充実しているので復習対策としての機能も充実。コンパクトですが必要なコンテンツはすべて揃っているので、小学生の復習はもとより家庭学習にもおすすめといえる内容のデジタル教材になります。
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私のレビュー:タブレット学習「デキタス」の口コミレビュー
小学生に家庭学習で復習させるときのポイント
小学生の復習において、とくに家庭学習のポイントはつぎの3つだと思います。
- 過去の苦手を徹底解消
- しっかりと最後まで理解できる解説
- 忘れないよう定着を図る
これらの要素をしっかりと盛り込めば、かなり効果の期待できる復習対策ができます。
さらに詳しく、復習におけるポイントについて解説します。
過去の苦手を徹底解消
小学生の復習において、まずもって重要となるのが「苦手解消」になります。
過去の復習=苦手解消という意味であると私は思っており、しっかりと過去の苦手を解消することによって現在の学習にも良い影響を及ぼすのかなと。とくに積み上げ学習などは過去の苦手が尾を引いている場合が多いので、しっかりと克服できる復習に取り組むことがおすすめです。
過去の苦手解消としてもっとも効果的と感じるのが、やはり「詳しくわかりやすい解説」があること。どんな学習教材でも構いませんが、徹底的に詳しく解説されしかもわりやすさがあるというのが小学生の復習として重要なのかなと感じます。
したがって私のおすすめは「デジタル教材に搭載される映像授業」という復習スタイルで、これ以上わかりやすく理解へつなげやすい復習方法はないかと。根本的に理屈がわかるというのが苦手解消と思っているので、かなり効果的な復習ができる最適な学習スタイルになるかと思います。
もし紙学習などを選ばれるのであれば、同じように詳しい解説が掲載されている教材選びが重要。いずれの学習スタイルにおいても「解説」が復習における苦手解消の基本となるので、しっかりとこの部分は重視して復習対策を考えることがおすすめです。
しっかりと最後まで理解できる解説
小学生が理解しきれない場合、ときに原因となるのが「解説不足」であると私は感じます。
一見するとわかりやすい解説に思えても、実際に体験してみると話の順序があまり正しくない、解説の言葉が足りずイマイチよく理解できない、などといった不具合も見られるものです。
また中途半端で解説が終わっている場合なども理解へつながりきらないので、しっかりと最終的な理解までたどり着けるような解説であることが効果的な復習として重要な部分になります。
もし親御さんがこの作業をしっかりと出来るのであればそれでも構いませんが、しっかり理解へつながるような解説は難しいという場合には、通信教育(デジタル教材)の解説に頼るのも有効な手段。いろいろと教材を比較したうえで、しっかりと理解できる解説であることを確認して選ぶのが重要です。
通信教育を選ぶのであれば、紙教材の進化系となるデジタル教材のほうが私はおすすめ。紙教材では限られたスペースでの解説になるため最終理解までつなげにくく、それに対してデジタル教材の映像授業は情報量が多いため理解しやすいといったメリットがあります。
この「最終理解へつながる正しい解説」についてみ、しっかりと着目されることをお勧めします。
忘れないよう定着を図る
小学生の復習において基礎理解も重要ですが、同時に「定着」についても大きな着眼点になります。
この定着というのは基礎理解をしたあと、さらに多くの問題を解くことによって身につけましょうという作業。したがって基礎理解と定着というのは、復習対策では一対と思っておかれるのがおすすめです。
しっかりと詳しい解説によって基礎が理解できても、そのあとの数稽古がなければすぐにまた忘れてしまいます。その場で徹底的に数稽古を行うことで身に付きやすくなるので、豊富な問題数へ取り組ませて覚えさせることが超重要な復習対策になります。
もし通信教育を選んで復習させるのであれば、基礎理解のしやすさとともに「豊富な問題数」があることもしっかりと確認。この点においても紙教材よりも、情報量に優れるデジタル教材のほうがおすすめという場合が多いと私は思います。
基礎理解&定着によって、はじめて身につく復習が期待できます。
まとめ
今回は「小学生の家庭学習でしっかり復習させたい」という場合におすすめの勉強法について、実際に経験からピックアップした復習におすすめのデジタル教材をはじめ、さらに補助項目として家庭学習で復習させるときのポイントという形で答えてきました。
小学生の復習というのは、とくに家庭学習が重要なポイントになります。
とり組み方次第によって復習効果が大きく変わってくるので、まずは「基礎理解&定着」をしっかりと図ることのできる復習方法を挙げるのが大切。自分でできればいいですが、もし難しいようであれば私はサッサとデジタル教材などに頼ることをおすすめします。
とくに積み上げ学習となり国語や算数といった教科は、少しでも早く復習による苦手解消が重要。手遅れにならないうちに、効果的な復習ができる勉強方法を確立させておくことをお勧めします。