小学生低学年にオンライン英会話を選ぶときには、ちょっとしたコツがいります。
そこでオンライン英会話の講師・テキスト・受講スタイル・料金などを考えるときのコツについて、実際に子供の中学受験へオンライン英会話を受講した経験から詳しくご紹介します。
低学年向けオンライン英会話の講師
小学生低学年にオンライン英会話を選ぶときにいちばん重要といえるのが「講師」です。だって日本語で質問ができない講師だったら意味がないですよね。
オンライン英会話の講師は、国籍ごとにこんな特徴があります。
国籍 | 特徴 | オススメ度 |
ネイティブ以外 | ほとんど日本語が通じず理解できるのは10~20%くらい。 | △ |
ネイティブ | 日本語が理解できる講師は片言をふくめて50%くらい。 | △ |
台湾人 | 50%以上の高確率で日本語が通じる。フレンドリーな性格の講師が多い。 | ○ |
日本人 | もっとも質問がしやすい。 | ◎ |
とくに小学生低学年で初めてオンライン英会話をスタートするときは、いちばんおすすめなのが「日本人講師」になります。
日本語で質問がしやすいというのもありますが、子供が緊張せず自然と英会話をレッスンできるのも日本人講師のメリットになります。
つぎにおすすめなのが台湾人講師で、最近の英会話ブームというのもあってか思った以上に日本語の通じる講師が多いのが特徴です。また国柄なのかフレンドリーな人が多いのも台湾人講師のメリットになります。
小学生低学年にいちばんおすすめではないのが欧米人で、ネイティブはまだ日本語が通じる確率は高いですがネイティブ以外になるとあまりおすすめではありません。
講師による発音の特徴
さらに国籍によって講師にはこんな特徴があります。
国籍 | 発音の特徴 |
ネイティブ | 独特のネイティブ発音なので聞き取りにくい。英会話レベルが上がってからのほうがおすすめ。 |
ネイティブ以外 | ネイティブよりは一般英語なので聞き取りやすい。 |
台湾人 | 小学生低学年には聞き取りやすくオススメな発音。 |
日本人 | 台湾人と同じように聞き取りやすく理解しやすい。 |
台湾人と日本人の発音は、もっとも小学生低学年におすすめです。
聞き取りやすく一般的な英語発音なので、そのまま実践に使えるといった感じでレッスンできます。
いちばん聞き取りにくい発音がネイティブで、独特の発音なので聞き取りづらく実践向きではないです。
英会話のコツがわかりやすい講師は?
講師の国籍によってコツの掴みやすさが違ってきます。いちばん英会話のコツを掴みやすいのが「日本人・台湾人」講師です。
なぜなら母国語が英語ではないため英会話を勉強してきたことで、講師自身が英会話のコツを掴みながら勉強をしてきたから。
したがって日本人や台湾人講師でレッスンを受けるとコツを掴みやすく、とくに小学生低学年の英会話レッスンにはもっともおすすめな国籍になります。
その逆におすすめではないのがネイティブ講師です。
ネイティブ講師は母国語がそのまま英語なので、バイリンガルとして勉強をしてきていないから。
さらに普段から発しているのが英語なので、発音のコツといわれても??という感じです。
私たちが「日本語の発音のコツ」を聞かれても答えにくいですよね。
それと同じで英会話レッスンも、なるべくネイティブ以外で英会話を勉強してきたバイリンガル講師のほうがコツを掴みやすくておすすめです。
低学年向けオンライン英会話のテキスト
オンライン英会話で使われるテキストには次のスタイルがあります。
- 自宅にあるものを使う。
- 無料テキストが用意されている。
- 有料テキストを購入する。
この中で”どれがおすすめ”とはいえませんが、もっとも初心者向けなのが「自宅にあるもの」です。
ふだんの生活で使い慣れた教材をテキストにすることで英会話に親しみやすくなるため、もしオンライン英会話のテキストで迷ったらおすすめの選び方になります。
また、無料や有料テキストでレッスンをすると段階的に英会話を勉強できます。
低学年向けオンライン英会話の受講スタイル
ここでいう受講スタイルというのは「レッスン人数」です。
- 完全なマンツーマンレッスン。
- 2~3名で同時受講する少人数制レッスン。
といった2つの受講スタイルがあります。
中学受験を見据えてしっかりとレッスンをしたいときは「完全なマンツーマンレッスン」がおすすめで、とりあえず英会話に慣れさせようという場合は「少人数制」がいいかもしれません。
完全なマンツーマンレッスンでは勉強するぞ!という雰囲気でレッスンできるし、少人数制レッスンでは和気あいあいとした雰囲気で受講できます。
低学年向けオンライン英会話の料金
オンライン英会話の料金には3つのスタイルがあります。
定額制 | レッスン回数も決まった料金スタイル |
準定額制 (レッスン回数で変わる) | レッスン回数で料金が違うスタイル |
ポイント制 | 必要に応じてポイントを購入するスタイル |
小学生低学年で、初めてオンライン英会話に挑戦する場合には「準定額制」がおすすめです。
はじめからレッスン回数の決まった料金プランでスタートすると、いざ始めてみたら多かったり少なかったりするものです。
したがって「準定額制」のオンライン英会話を選んでおくことで、より子供や家庭環境にピッタリのレッスンができておすすめです。
低学年向けオンライン英会話のレッスン時間
小学生低学年におすすめのレッスン時間は「1回25~30分」というのがもっとも適当です。
25分間のレッスンでも思った以上に長いもので、それ以上長い時間のレッスンになると子供のほうも疲れてくるので集中力を考えるとあまりおすすめではありません。
実際にうちでも25分レッスンのオンライン英会話を受講しましたが、ちょうど会話の波が盛り上がってきてそろそろ‥というタイミングで時間が来るという感じでした。
さらにレッスン回数も1日1回が妥当で、それ以上になると子供の方が大変になります。
したがって小学生低学年のレッスンは「1日1回25分」というのがおすすめです。
低学年向けオンライン英会話選びのコツまとめ
- 低学年向けオンライン英会話の講師
➝日本人講師がおすすめ - 低学年向けオンライン英会話のテキスト
➝初めは自宅にある教材、つぎに用意されているテキストの順番 - 低学年向けオンライン英会話の受講スタイル
➝マンツーマンが集中しやすい - 低学年向けオンライン英会話の料金
➝準定額制が使いやすい - 低学年向けオンライン英会話のレッスン時間
➝1日1回25分がベスト
これで「小学生低学年にオンライン英会話を選ぶコツ」を少しはお伝えできたかと思います。
私の子供もオンライン英会話を使ってレッスンをさせましたが、実際にスタートする前はいくつかのオンライン英会話を無料体験して選びました。
うちが無料体験をしてみたオンライン英会話がこちら。
- 学研Kimini英会話
➝台湾人講師で日本語がイマイチ‥。 - リップルキッズパーク・レアジョブ英会話
➝外国人講師が中心。 - ECCジュニア
➝料金がかなり高い。 - スモールワールド
➝日本人講師が多いけど埋まって予約がとりにくい。
このようにオンライン英会話によって講師・料金・レッスンスタイルなど様々な部分で違いがあるので、はじめは無料体験でしっかりと様子を見ることがおすすめです。
うちではオンライン英会話「GLOBAL CROWN」を選びました。すべての条件が揃っているオンライン英会話でまったく問題なく中学受験へ向けて勉強できたのでかなりおすすめです。
詳しくレビューしていますので、もし興味があればご覧になってみてください。
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