こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「小学生の受験にむけおすすめの通信教育が知りたい」という疑問に答えます。
ただし通信教育といっても、その特性はさまざま。
通信教育のスタイルによって、特性などに以下のような違いがあります。
目的 | 適したスタイル | 特性 | おすすめ理由 |
基礎学習 | 紙教材 | 受け身 | 基礎学習に必要な要素がすべて用意されている。基本的な家庭学習をすべて通信教育に置き換えることが可能なスタイル。 |
デジタル教材 | |||
オンライン学習塾 | |||
応用学習 | オンライン家庭教師 | 自発的 | 教科書範囲外における応用部分について対策が期待できる。基本的に質問をして疑問解消するスタイル。 |
大別すると「基礎学習」「応用学習」いずれかに特化しており、まずはこの部分をチェック。
この2つを同時にとり組める通信教育は存在しないため、どちらか1つ、または2つ同時にとり組むことでより効果的な中学受験対策が期待できます。
目的を定める➝適したスタイルを選ぶ、という順序が”ズレ”をなくす最適な選び方。
ここでは通信教育における各スタイルから、とくに優秀でおすすめの7選をピックアップし解説します。
小学生の受験対策「通信教育の特性」から考えるおすすめ全7選
中学受験は超シビアなので、しっかりと切り抜けられる優秀な通信教育のみをピックアップ。
まずは「基礎」「応用」いずれを目的とするか、対策を定めてから選ぶのがおすすめです。
【基礎対策】おすすめ紙教材
紙教材は学校と同じペースで取り組みたいときにおすすめのスタイル。ただし特性として先取り学習はできないため注意が必要です。
おすすめ理由 | 教科書準拠で学校と同じペースで基礎対策ができる | 特性 | 受け身 | ||
おもな特徴 |
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紙教材の通信教育でも、とくに優秀な構成で中学受験対策におすすめです。
紙面の見やすさをはじめ詳しい解説や重要点などがわかりやすく掲載されており、徹底した教科書準拠のため学校とまったく同じペースで取り組めるのが大きなメリット。
教科書範囲(基礎部分)については十分に学習可能で、受験対策としても極めておすすめ。志望校独自の応用対策まではできませんが、基礎対策なら間違いなくおすすめの通信教育です。
ただ紙教材ということで先取り学習などはできないので、どんどん先に進ませたいという場合にはやや困難あり。学校と同じスピードで取り組む場合には、かなり適した通信教育になります。
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※レビュー記事:【実際の感想】ポピー小学生の口コミレビュー
【基礎対策】おすすめデジタル教材
デジタル教材は紙教材の進化版。AIシステム搭載などによって効率に優れ、時間短縮などにもつながる通信教育スタイルです。
おすすめ理由 | AIシステム搭載により効率に優れた受験対策が可能 | 特性 | 受け身 | ||
おもな特徴 |
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インターネット特性を活かして効率に優れ、無学年方式により自由な範囲を取り組める通信教育です。
さらにアニメーション映像授業が極めて理解しやすいのも大きな特徴で、これで理解できなければどれもムリというほど細かくサポートしてくれる解説。ときどきモチベーションアップにつながる後押しもあるので、受験対策としてかなり役立つ超優秀な授業になります。
AIシステム搭載によるドリル・テスト機能も使いやすく、間違った問題から瞬時に原因表示される「つまずき診断システム」、問題を少し変えて再出題される「難易度コントロール機能」なども満載。
テスト機能は3種類備わっており、オンライン実力テストで自分の位置を把握できるなど、中学受験にむけ極めて適したテスト内容となっているのも高い学習効果が期待できます。
デジタル教材なので先取り学習も自由にとり組め、受験対策としてかなり効果的。
志望校独自の応用問題対策などはできませんが、基礎範囲対策であれば極めて十分といえる優秀な構成。文部科学大臣賞の受賞歴もあり、しっかりと中学受験対策が期待できる通信教育です。
※レビュー記事:通信教材すららを中学受験に使った感想を口コミレビュー
おすすめ理由 | さかのぼり・先取り機能が使いやすく受験対策に適する | 特性 | 受け身 | ||
おもな特徴 |
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デジタル教材のなかでも、とくにシンプル設計でサクサクと動きの良さが特徴です。
城南コベッツグループが運営するデジタル教材で、シンプル構成ながら5教科&必要機能がすべて盛り込まれているのが特徴の通信教育。とくに5分程度に短く収まった映像授業により、単元の要点をどんどん見て疑問解消できるため時間短縮効果を期待できるのがメリットになります。
またボタン1つで関連する単元へ飛べる「さかのぼり・先取り機能」もかなり使いやすく便利で、学年関係なくどこまでも飛べるので受験対策として極めて有効。レベル別に用意されたドリル機能も問題数が豊富で、中学受験の基礎範囲であればかなり広くカバーできる通信教育です。
キャラクター授業の声役を講師陣が行っているため聞き取りづらい部分もありますが、費用面を考えるとかなりコスパが良く気にならない範囲。サクサクと受験の基礎対策を取り組ませたい、という場合には極めておすすめの通信教育になります。
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※レビュー記事:タブレット学習「デキタス」の口コミレビュー
【基礎対策】おすすめオンライン学習塾
学習塾がそのままオンラインになった通信教育スタイル。中学受験にむけた基礎学習に必要な要素がすべて揃っています。
出典:東進オンライン学校
おすすめ理由 | 四谷大塚とのコラボによる極めて理解しやすい映像授業 | 特性 | 受け身 | ||
おもな特徴 |
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オンライン学習塾と呼ぶにふさわしく、四谷大塚スタイルが導入され高クオリティな家庭学習ができます。
中学受験対策の学習塾といえば四谷大塚が代名詞ですが、四谷大塚と東進の長所がコラボされた構成となっているため極めておすすめの通信教育。必要な要素はすべて揃っているのですぐにでもスタートできます。
小学生の受験対策として基礎範囲はしっかりとカバーしており、とくに四谷大塚とのコラボによる映像授業は極めてわかりやすく理解につなげやすい内容。
一般的な映像授業とは異なり講師が2人登場して掛け合って解説するなど、スタイルが異なるだけではなくより理解しやすい解説となっているのが東進オンライン学校の大きな特徴です。
また基礎理解だけではなく定着につながる確認問題やテスト問題も必要十分に用意されているため、徹底的に中学受験の基礎対策ができる構成。さらにAIシステムとの融合により、レベルに沿った自動演習問題が提起されるなどデジタル教材のメリットも活かされたメリットもあります。
小学生の受験対策として基礎学習を考えるなら、極めておすすめといえる通信教育です。
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※レビュー記事:東進オンライン小学校の口コミ・評判はじめ総合的に徹底レビュー!
出典:Gakken ON AIR
おすすめ理由 | 高クオリティの集団ライブ授業が極めて効果的 | 特性 | 受け身 | ||
おもな特徴 |
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小学6年生に限定したサービスですが、極めて高い学習効果が期待できる通信教育です。
学研が運営していることでも学習効果が見込めますが、実際に集団スタイルのライブ授業はSクラス講師陣による極めて理解につなげやすい解説。さらに集団ライブ授業としては珍しい双方向で質問ができるため、疑問解消も同時に行えるといったメリットもあります。
中学受験にむけた目標設定は関連サイト「マナミル」で細かく行え、到達度チェックなども瞬時に可能。また集団ライブ授業後は理解度テストがあり、習った内容をしっかりと復習することも出来ます。
また学研独自の「GDLS(デジタル教材)」を使った自分専用の宿題にも取り組め、AIシステムによって間違った問題などからぴったりの出題をしてくれるなど機能も豊富。ほかにも単元テストなどが実施されるので、中学受験の基礎対策として極めて有効な通信教育です。
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【応用対策】おすすめオンライン家庭教師
授業ではなく「質問をして疑問解消する」というオンライン指導スタイル。したがって中学受験の総仕上げには最適となる通信教育です。
出典:オンライン家庭教師「e-Live」
おすすめ理由 | 「紹介制度」による超優秀な講師陣揃い | 特性 | 自発的 | ||
おもな特徴 |
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オンライン家庭教師のなかでも、とくに超優秀な講師陣が揃うのが大きな特徴の通信教育です。
自発的に受講できるスタイルの通信教育で、訪問型の家庭教師とまったく同じように利用できるのがメリット。疑問点を質問して解消しながら、徹底した志望校対策が期待できる通信教育になります。
講師陣の優秀さについてはウェブサイトを見れば容易にわかり、国内でも一流大学をはじめ、難関中学出身者など中学受験の経験者が極めて多いのも特徴の1つ。オンライン家庭教師「e-Live」出身者に声掛けをして紹介制によって集まっているので、高クオリティの講師ばかりが揃うオンライン家庭教師です。
また中学受験対策コースと相まって、中学受験の経験者による受験のコツなどもしっかり得ることが期待できるため、極めておすすめといえる通信教育。なかなかここまでの高クオリティのオンライン家庭教師は見かけないので、まずもって候補にしておくのがおすすめかと思います。
志望校の徹底分析についても得意とするところで、出題傾向をはじめ解き方(解法)のコツなどを得やすいといえる施策が満載。中学受験の基礎に対する疑問解消はもとより、しっかりと徹底した志望校へ沿った応用対策も期待ができるためおすすめのオンライン家庭教師になります。
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参考:オンライン家庭教師「e-Live(イーライブ)」 口コミなど徹底レビュー!
出典:「学研」オンライン家庭教師
おすすめ理由 | 学研の膨大なデータ分析による的確な指導内容 | 特性 | 自発的 | ||
おもな特徴 |
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国内最大手といえる学研による、豊富なデータから的確な指導が期待できる通信教育です。
学研といえば学研教室をはじめ訪問型の家庭教師など、様々なスタイルが全国で運営。そのデータ力を活かした指導内容は的確そのもので、過去の実績からもその指導力が裏付けされているのが良くわかります。
とくに学研のオンライン家庭教師は中学受験対策などコース設定が豊富で、とくに志望校対策コースなどはより目標に沿った的確な受講が期待できるおすすめの施策。かなり中学受験の成果につなげやすい施策が多く解説されて売るのが特徴です。
講師陣もかなり優秀で、高学歴&指導力はバツグン。小学生の受験対策として基礎学習の疑問解消をはじめ、志望校の応用対策としても高い学習効果が期待できる講師陣が揃っています。
また学研という事で安心感もバツグンで、これも思った以上に大きなメリット。
全てにおいて中学受験に適したオンライン家庭教師で、かなり目的を達成しやすい内容となっているため小学生におすすめといえる通信教育になります。
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私の口コミ:学研の家庭教師「口コミ・評判・コース・料金など」を徹底調査!
通信教育おすすめ全7選の比較表
ここまでに解説した通信教育7選を、比較しやすく一覧表でまとめます。
※各通信教育をクリックで、先ほどの解説項目へ飛びます。
目的 | 特性 | 適したスタイル | おすすめ通信教育 | おすすめ理由 |
基礎学習 | 受け身 | 紙教材 | 小学ポピー | 教科書準拠で学校と同じペースで基礎対策できる |
デジタル教材 | すらら | AIシステム搭載により効率に優れた受験対策可能 | ||
デキタス | さかのぼり・先取り機能が使いやすい | |||
オンライン 学習塾 | 東進オンライン学校 | 四谷大塚とのコラボによる映像授業 | ||
Gakken ON AIR | 高クオリティの集団ライブ授業が極めて効果的 | |||
応用学習 | 自発的 | オンライン 家庭教師 | e-Live | 「紹介制度」による超優秀な講師陣揃い |
学研 | 学研の膨大なデータ分析による的確な指導内容 |
小学生の受験にむけた通信教育の選び方
小学生の受験対策におすすめの通信教育として「スタイル別」に紹介してきました。
さらにいずれのスタイルにおいても、つぎの要素が盛り込まれていることが選び方として重要です。
- 利用目的と通信教育の特性を合わせる
- 結果が期待できる施策などの有無を確認する
- わかりやすく理解につなげやすい解説
この3つの要素を同時に考慮して選ぶと、極めて失敗少ない選び方を実現できます。
さらに詳しく3つの要素について、詳しく解説していきます。
利用目的と通信教育の特性を合わせる
冒頭からお伝えしているように、まずもって重要なのが「マッチング」です。
とくに通信教育にはスタイルによって特性が異なるという特徴があり、大きく分けると「受け身スタイル」「自発的スタイル」の2つに分類されます。
受け身スタイルの通信教育は家庭学習をすべて通信教育化するときにおすすめで、中学受験対策にむけた基礎学習についてはしっかりと網羅することができます。
それに対して自発的スタイルの通信教育は、中学受験に対する疑問点解消におすすめ。カリキュラムが用意されるというよりも、方向性に沿ったコースを選んで疑問解消を中心にオンライン指導が行われます。
したがって自発的スタイルの通信教育は、中学受験の応用対策としておすすめ。このようなスタイルによる違いがあるため、まずは目標に合わせて通信教育のスタイルをマッチングさせる、という作業を行うのが必須といえる選び方のポイントになります。
結果が期待できる施策などの有無を確認する
いずれの通信教育スタイルにおいても、しっかりと「結果につながる施策」があることを要チェック。
受け身スタイルの通信教育ではおもに基礎学習を学べるため、基礎を徹底的に理解できる授業などが用意されていることは不可欠。さらに定着を図るための問題数なども選ぶときの基準となります。
また自発的スタイルの通信教育ではおもに疑問点解消を目的とするため、まずもって優秀な講師陣が揃っていることが重要なポイント。さらに志望校のデータ分析などによる出題傾向の把握と提供、解法のコツなどをしっかりと得られることが選ぶときの必須項目となります。
通信教育のスタイルによる違いはありますが、いずれも結果につながりやすいことが大切。
徹底的に用意されている施策などをチェックして、少しでも多く成果が出やすい構成であることを確認して選ぶことが重要です。
わかりやすく理解につなげやすい解説
小学生の受験へむけた通信教育選びにおいて、すべてに共通するのが「優秀な講師陣」です。
優秀といっても高学歴なだけではなく、しっかりと指導力も兼ね備えていることが重要。高学歴によって正しい理解につながり、高い指導力によってより理解しやすい環境が期待できます。
通信教育には映像授業、集団ライブ授業、マンツーマン指導など受講スタイルはさまざまありますが、いずれにおいても優秀な講師陣は不可欠な存在。
しっかりと高学歴で確実(的確)な指導が得られ、さらに指導力によって理解につながりやすいこと。
このような条件が揃っている通信教育を選ぶことによって、小学生が受験へむけ高い学習効果を期待できる学習方法につながります。
まとめ
今回は「小学生の受験にむけおすすめの通信教育が知りたい」という疑問に答えてきました。
まずは通信教育の利用目的(基礎対策・応用対策)をしっかりと定めて、そのうえで通信教育の特性を考慮して選ぶことでズレのない最適な選び方を実践できます。
私が特性を抑えてピックアップしたおすすめ通信教育はもとより、自分で選ぶ場合は選び方のコツを参考にしていただけると最適な通信教育選びができるかと思います。
小学生の受験にむけた、おすすめの通信教育を選ぶためぜひお役立てください。