こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「小学生低学年が勉強を嫌がるときの対処法が知りたい」という疑問に答えます。
小学生でもとくに低学年で勉強嫌いがあると、その後の家庭学習をはじめ成績にも大きな影響が考えられるので、一刻も早く対処して正しい方向性へと改善することが賢明です。
私も子供のうち1人が、低学年のころ勉強を嫌がった時期があり難儀しました。
とくに中学受験を控えている(目指している)場合などは致命的な影響も考えられるので、すぐにでも正しい対処を行って改善しておくことが重要。
そんな経験をもとに小学生低学年で勉強を嫌がる理由について、とくに大きな3つのポイントがあると思うので詳しい内容と改善策をお伝えできればと思います。
小学生低学年が勉強を嫌がる3つのポイントと改善策
ほかにも低学年が勉強を嫌がる理由はあると思いますが、ここでは「おもに予測される3つ」を挙げます。
だいたいの場合は、この3つに当てはまるかなと思います。
勉強に対し「嫌なもの」と感じる経験があった
小学生低学年になるほど「周りの影響」を強く受ける傾向にあり、過去の嫌な記憶がトリガーとなって勉強を嫌がるといった可能性もけっこう考えられます。
たとえば小学校の授業でしっかり答えられず嫌な記憶となっている、小学校の先生に勉強のことで注意を受けた、家庭学習において叱られたなど、大人からすると些細と思われることが原因で勉強を嫌いになっているかもしれません。
この問題を改善するためには「マイペースの家庭学習を確立する」ことがおすすめで、過去の勉強を嫌になった記憶を少しでも早く緩和させること。勉強が嫌なものという感覚を変えるには、いまの集中できる環境がもっとも効果的と私は感じます。
またマイペースの家庭学習を確立・実践することによって、おのずと不明点の理解へつながって成績アップも期待できるといった一石二鳥になりうる対処法。したがって学校でも正確に答えられることで嫌な思いをせずに済み、今後の勉強を嫌いに感じる要素を極めて減らせるのではと思います。
もし過去に勉強を嫌になる事柄があったと思えば、まずは家庭学習をスケジューリングして「マイペース」をしっかり保ち実践していくことが改善を期待できる良い方法です。
勉強自体に「楽しさ」を感じられない
小学生低学年が勉強を嫌がる場合、これも可能性の高い原因として「楽しさ不足」が挙げられます。
勉強を楽しいと感じる低学年もそんなに多くないと思いますが、少しでも勉強を楽しいと感じて嫌がらないためには「楽しさの工夫」が必須ともいえる対処法になります。
とくに家庭学習に使う教材などにおいて、圧倒的に文字が多くイラストなどが極めて少ないなど。このような学習環境は勉強に楽しさを感じにくく、とくに小学生低学年の場合は勉強を嫌がるキッカケになってしまう恐れが十分にあります。
そこでおすすめの対処法になるのが「イラストが多い」「ゲーム感覚で勉強に馴染める」といった工夫のある家庭学習を導入することで、勉強に楽しさを感じられるため嫌がる状況の改善へつなげることが期待できます。
ここで勘違いしてはいけないのが、勉強自体の楽しさを感じさせようとする場合。小学生低学年のうちは勉強自体の楽しさを感じるのは難しく、どちらかといえば小学生高学年で適した対処法になります。
したがって低学年のころは勉強自体の楽しさを教えようとしても嫌がるだけという結果につながりやすいため、なるべく勉強に「楽しさの要素」を盛り込むことがおすすめの改善方法になります。
具体的な学習内容がわからず困惑している
毎日の家庭学習において、履修すべき内容が定まっていない場合に起こりやすい原因になります。
いわゆる家庭学習スタイルが確立していない状況で起こりやすく、どこをどれだけ取り組めばいいかわからないことが原因で勉強を嫌がる場合も考えられます。
とくに家庭学習をしっかりとスケジューリングできておらず、たとえば目標設定・毎日の履修範囲などが定まっていないなど。勉強の年間計画に基づいて毎日の理由内容を決める、もし難しければ毎月の計画をスケジューリングして取り組む内容を決めておくことが適した対処法になります。
まずはしっかりと勉強のスケジュールを立てることが重要で、年単位または月単位における目標設定から逆算して「毎日やるべき勉強内容」を明確に子供へ伝えることが大切。
履修内容が不明なことによって勉強を嫌がる原因を改善して、取り組む内容がハッキリすることで勉強に向かいやすくなるといった良い方向へつながりやすくなります。
とくに小学生低学年のころは明確な履修内容を与えることが極めて重要で、子供自身に考えさせるにはかなり無理がある部分。したがって親のほうが勉強スケジュールを立てて、1日の勉強内容をしっかりと明確に子供へ伝えることで勉強を嫌がる原因改善へつなげることが期待できます。
小学生低学年を勉強好きへと改革しやすい学習スタイル
ここまで小学生低学年が勉強を嫌がるとき、考えられるおもな理由についてお話してきました。
- 勉強に対し「嫌なもの」と感じる経験があった
- 勉強自体に「楽しさ」を感じられない
- 具体的な学習内容がわからず困惑している
いずれの原因においても対処法(改善策)をお伝えしてきたので実践あるのみですが、もし難しくてなかなか取り組めないという場合には「デジタル教材」の力を借りるのも助かる方法になります。
なぜデジタル教材か?という理由については、小学生低学年が勉強を嫌がるおもな3つの原因防止を高確率で期待できるため。また子供が勉強を好きになりやすいコンテンツが揃っていて、しかも親のサポートまで代わりとなって行ってくれる優れた学習方法になります。
もし「デジタル教材」に興味があれば、とくに優秀3選として私のおすすめを掲載しておきます。
低学年の勉強嫌いを克服しやすい①デジタル教材すらら
選んだ理由 | アニメーション映像授業により勉強への嫌悪感を回避できて楽しさも感じられる。文部科学大臣賞の受賞歴もあり学習内容もわかりやすい。 | ||||
嫌悪感対策 | ◎ | 楽しさ | ◎ | 明確な学習内容 | ◎ |
小学生低学年が勉強を嫌がる原因において、すべての解消が期待できるデジタル教材です。
とくにアニメーションによるビジュアル面の楽しさをはじめ、キャラクター講師が話しかけてくる個別指導塾のような映像授業も特徴。スモールステップで進むため理解しやすく、わかりやすい映像授業は勉強を嫌いになるといった要素はまったくありません。
したがってもし小学校で何か勉強を嫌いになってしまう原因があったとしても、いわゆる仮想空間でしっかりサポートしてくれるため逆に楽しさを十分に感じられる構成。したがって勉強を嫌がる低学年でも、かなり取り組みやすく勉強好きへと転換しやすいデジタル教材ともいえます。
AIシステムによる学習サポートもかなり役立つ内容で、ドリル問題などで間違った場合は「この単元を復習しよう」といった原因解消につながる機能により、しっかりと未理解解消につなげやすいシステムになっています。
また学習目標設定などもAIシステムにより最適化され、毎日の学習範囲の把握においても極めてわかりやすく迷うことも一切なし。履修範囲がわからず勉強を嫌がっていれば、この点もかなり解消へつなげることが期待できる機能です。
文部科学大臣賞の受賞歴もあるため総合的に勉強がしやすくインターフェースも使いやすく簡単。たまに動きが遅く感じられる場合もありますが、差し引いてもメリットが極めて多いデジタル教材と私は感じます。
レビュー記事:通信教材すららを中学受験に使った感想を口コミレビュー
低学年の勉強嫌いを克服しやすい②進研ゼミチャレンジタッチ
選んだ理由 | 専用タブレットによる細かなニュアンスまで履修でき取り組むべき学習内容不明という場合の悩み解消へつなげやすい。 | ||||
嫌悪感対策 | ◎ | 楽しさ | ◎ | 明確な学習内容 | ◎ |
進研ゼミでも、私がおすすめなのが「チャレンジタッチ(タブレット教材)」になります。
もう1つのスタイルにチャレンジ(紙教材)もありますが、やや楽しさという面において不足を感じるのでこのタブレット教材のほうがおすすめ。勉強を嫌がる低学年にとって、楽しさと充実した機能でかなり効果的な家庭学習を実現できます。
楽しさという部分においてはキャラクター中心のビジュアル面と、総合的にイラストが多く見やすい構成となっているところ。空間の使い方が上手いのですっきりとした印象でタブレット画面に集中することができます。
授業においては双方向ライブ授業というスタイルで、実際に講師が行う授業をオンラインで受講するというスタイル。学年に合わせてわかりやすさ楽しさを交えながら解説されるので、勉強嫌いの低学年でも興味をもって取り組める授業となっています。
またライブ授業は「双方向」ということで質問タイムが設けられており、一般的なライブ授業の一方通行とは違って「自由に質問ができ疑問解消が可能」という点が極めて優秀。わかりやすい授業と質問コーナーで、かなり疑問解消につなげやすい内容となっています。
したがって疑問を感じて行き詰ることで勉強嫌いになるといった可能性も限りなく抑えられ、自分から質問して問題を乗り越えるという前向きな姿勢も養えるメリットも備わった授業。もしかすると勉強自体の楽しさも感じることができるかもしれません。
とくに細かなニュアンスまで専用タブレットで学べるのが大きな特徴で、紙と鉛筆を使って勉強する場合とほぼ変わらないリアルな設定となっているのもメリット。タブレット教材のデメリットをなくして、極めて使いやすく考えられているので勉強しやすいデジタル教材です。
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低学年の勉強嫌いを克服しやすい③デジタル教材デキタス
選んだ理由 | ビジュアル面がすでに楽しい雰囲気をもちキャラクターの5分程度の映像授業で理解しやすい。段階的なドリル問題も豊富にあり勉強しやすい。 | ||||
嫌悪感対策 | ◎ | 楽しさ | ◎ | 明確な学習内容 | ○ |
必要最低限の機能によりコンパクトなデジタル教材で、5分程度の映像授業でかなりシンプル構成です。
とくにビジュアル面において高い優位性があり、デザイン的にはデジタル教材のなかでもトップレベル。かなり楽しさを感じられるため、勉強嫌いの低学年でも取り組みやすいのがメリットです。
またキャラクターによる映像授業も楽しさを交えながらの解説で、さらに5分程度に収まっているので飽きる前に終わるということで勉強嫌いを克服しやすい設定。ときどき聞き取りにくい場面も正直ありますが、コスパを考えるとまったく問題とはいえません。
ドリル機能など定着につながる部分もしっかり盛り込まれており、AIサポート的な機能までは搭載されていませんが、レベルごと段階的に用意されているので勉強嫌いでも解きやすいシステム。
映像授業がそれぞれ短くコンパクト、楽しさを十分に感じられるビジュアル、取り組みやすいドリル機能などによって、勉強嫌いの低学年にもおすすめのデジタル教材です。
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まとめ
今回は「小学生低学年が勉強を嫌がるときの対処法が知りたい」という疑問に対して、実体験からわかった3つのポイントと改善策および、私がおすすめの改革しやすい学習スタイルという形で答えてきました。
小学生低学年が勉強を嫌がるとき、もっとも大きな原因が「楽しさがない」という問題に私は感じます。
いくら文章がしっかり書いてある教材などを見せたところで勉強に興味を示すはずもなく、さらに毎日の勉強内容がハッキリと決まっていなければ勉強嫌いになってしまうのも仕方ないと思います。
したがってまずは勉強に楽しさを取り入れて「興味が持てる」という要素が重要で、それと同時に勉強スケジュールを決めて「毎日の学習範囲(内容)」を明確に与えることが大切かなと思っています。
実際に私の子供たちも低学年のころは勉強嫌いの節もありましたが、とりあえず楽しさの要素を盛り込むことで興味を持たせ、1日の学習内容を明確にすることで次第に家庭学習をルーティンワークとして取り入れることにつながった気がします。
とくに小学生低学年で勉強を嫌いになると、その後もずっと嫌いなままになるので要注意。とくに中学受験を考えていれば、一刻も早い克服が必要です。
少しでも早く改善することが大切なので、ぜひ今回の内容を参考にして勉強嫌いを克服させてあげてください。小学生低学年が勉強を嫌がる状況改善については、すべて親の手腕にかかっていると強く感じます。