こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「中学受験にむけ内申点が悪いときの対処法が知りたい」という疑問に経験から答えます。
中学受験では内申点が合否に大きく影響し、内申点が悪いと志望校に合格するのが難しくなる可能性が高まります。しかし内申点が悪いからといって諦める必要はなく、中学受験へむけ内申書の点数を上げるための対処法はたくさんあります。
この記事では、中学受験にむけ内申点が悪いときにおすすめ
7つの対処法を紹介します。
これらの対処法を実行することで内申点を上げることが大きく期待でき、内申書の点数を上げれば中学受験で志望校へ合格する可能性が高くなります。中学受験に向けて、内申点が悪いときの有効な対策をしっかり行いましょう。
中学受験へむけ「内申点が悪い」ときにおすすめ7つの対処法
中学受験にむけ、内申点が悪いときにおすすめの7つの対処法は以下の通りです。
- 授業へ積極的に取り組む
- 課題をきちんとこなす
- 部活動や委員会活動へ参加する
- 先生とコミュニケーションをとる
- 志望校の入試要項をよく確認する
- 塾や家庭教師の利用も検討
- 諦めずに努力させる
内申点が悪いときの対処法①授業へ積極的に取り組む
授業へ積極的に取り組むことは、内申点が悪いときにはもっとも重要な施策。
授業中は先生の話をよく聞き、積極的に質問をさせるのが基本的な部分としておすすめ。また授業で学んだことをしっかり復習させ、確実に定着を図ることも内申点が悪いときの有効な改善方法になります。
さらに授業へ積極的に取り組むことで、先生から良い評価を得られるのも内申点が悪いときに有効な改善のコツ。また授業へ積極的に取り組むことで内申点アップのみならず、学習意欲や理解度を高められることで中学受験へむけた成績アップも期待できます。
授業へ積極的に取り組むためには、とくに以下の点を注意してください。
- 授業中は先生の話をよく聞く。
- わからないことは質問する。
- 授業で学んだことを復習する。
- 授業に積極的に取り組む姿勢を示す。
中学受験では基本的に、内申点も合否に大きく影響します。
内申点が悪いと、志望校に合格するのが難しくなるかもしれません。しかし内申点が悪いからといってあきらめる必要はありません。諦めずに努力することで、中学受験へむけ悪い内申書の点数を上げることは可能です。
内申点が悪いときの対処法②課題をきちんとこなす
課題をきちんとこなすことも、悪い内申点を上げるうえで大切なポイント。
この課題は先生が子供の学習状況を把握するためのもので、課題をきちんとこなすことは先生から良い評価を得ることが大きく期待できます。
課題をきちんとこなすためには、まず課題を理解することが必要。課題を理解するためには授業中は集中して聞き、わからないことはすぐに質問するようにさせるのが効果的です。
また課題をこなす際には、計画を立てて取り組むことも大切。とくに内申点が悪いときは計画をしっかり立てて取り組むことで、より効率的で確実に課題をこなし中学受験へむけ悪い内申書の点数アップを図ることができます。
内申点が悪いときの対処法③部活動や委員会活動へ参加する
部活動や委員会活動に積極的に参加することも、内申点が悪いときには効果的な対処法。
この部活動や委員会活動では協調性やリーダーシップなど社会性を身につけることが期待でき、部活動や委員会活動で頑張っていることを先生に評価してもらうことにもつながります。
具体的な対処法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 自分が興味のある部活動や委員会活動を見つける。
- 時間管理を心がける。
- 部活動や委員会活動で積極的にリーダーシップを発揮する。
- 部活動や委員会活動で積極的に助け合いをする。
- 部活動や委員会活動で積極的に失敗を恐れず挑戦する。
これらの対処法を心がけることで、中学受験へむけ悪い内申点の改善が期待できます。
部活動や委員会活動に積極的に参加するためには、まず自分が興味のある部活動や委員会活動を見つけることが大切。自分が興味のある部活動や委員会活動を見つけることで、よりモチベーションを高く保ちつつ調査書の点数アップを図ることができます。
内申点が悪いときの対処法④先生とコミュニケーションをとる
中学受験へむけ内申点が悪いときの対処法として、先生とコミュニケーションをとることは有効です。先生とコミュニケーションをとることで内申点が悪い原因を把握し、改善策を立てることができます。
先生とコミュニケーションをとる具体的な方法は、以下の通りです。
- 授業中、先生に質問する
- 先生に勉強を教えてもらう
- 先生に進路相談をする
- 先生に内申点について相談する
ただし先生とコミュニケーションをとる際には、以下の点に注意しておくといいです。
- 先生の時間をとらせないように、簡潔に話す
- 先生の話をよく聞く
- 先生のアドバイスに従う
先生とコミュニケーションをとることで内申点が悪いときの改善を期待できるだけでなく、先生との信頼関係を築くことにもつながり中学受験対策に効果的です。
内申点が悪いときの対処法⑤志望校の入試要項をよく確認する
中学受験(志望校)の入試要項をよく確認することも、内申点が悪いときには重要なポイント。
入試要項には内申点の配点や基準が記載されており、入試要項をよく確認することで中学受験にむけ内申書の悪い点数をどのように上げればよいのかを把握することができます。
内申点以外に重視される項目には、次のようなものがあります。
- 学力テストの成績
- 面接
- 小論文
- 実技試験
- 部活動や委員会活動の活動実績
これらの項目は、中学受験する志望校によって重視される度合いが異なります。そのため志望校の入試要項をよく確認し、自分の強みをアピールできる項目を重点的に対策することも内申点が悪いときの効果的な手段です。
また内申点が悪い場合は、中学受験(志望校)の入試要項に記載されている内申書の配点も確認しておくのがおすすめ。とくに内申点の配点が高い項目においては、重点的に対策を行うことで効率的に内申点アップを図れます。
内申点が悪い場合でも志望校の入試要項をよく確認し、自分の強みをアピールすることで、より中学受験へむけた合格の可能性を高めることが期待できます。
内申点が悪いときの対処法⑥塾や家庭教師の利用も検討
中学受験へむけ内申点が悪いときは、塾や家庭教師を利用することも検討してみてください。
塾や家庭教師では効率的に学習することができるため悪い内申点対策に効果的で、
また塾や家庭教師では講師から直接指導を受けられるため、中学受験へむけ効率的に
内申書の点数向上を図ることができます。
塾や家庭教師を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
まず、塾や家庭教師の指導方針を確認。子供の学力や志望校に合った指導方針の塾や、家庭教師を選ぶことが大切です。また、塾や家庭教師の費用についても確認。塾や家庭教師の費用は学校や家庭教師によって異なるため、予算に合った塾や家庭教師を選ぶようにしておくと安心です。
塾や家庭教師を利用することで、中学受験へむけ悪い内申点を上げることは可能です。
しかし塾や家庭教師を利用したからといって、必ず内申点が上がるわけではありません。塾や家庭教師を利用したからには積極的に授業へ参加して、先生のアドバイスをきちんと聞くことが大切です。
また、自宅でも勉強を継続することが重要なポイントです。
✅ こちらも参考までに。
→ 中学受験対策おすすめ個別指導「塾・家庭教師・オンライン」ベスト12選
内申点が悪いときの対処法⑦諦めずに努力させる
中学受験へむけた悪い内申点改善において「諦めずに努力する」ための3ポイントを簡潔に解説します。
学習計画の策定
- スケジュール管理
毎日の学習時間を確保し、計画的に進めるためにスケジュールを作成する。 - 目標設定
改善したい教科や点数を具体的に設定し、それに向かって学習に取り組ませる。 - 効率的な学習法
アクティブラーニングや分割学習など、効果的な学習法を取り入れ効率よく知識を習得させる。
サポートの活用
- 教師との連携
学校の教師と定期的にコミュニケーションを取り、苦手な点や課題についてアドバイスを受ける。 - 家族の協力
家族で内申書の点数改善における目標や困っていることを共有する。親子そろって一緒に学習環境を整えることで、より内申点が悪いときの改善モチベーションを高めることが期待できます。
ポジティブなマインドセットの保持
- 困難に立ち向かう姿勢
困難があっても諦めずに努力を続け、困難を乗り越えることで成長できる。 - 成果の喜びを感じる
小さな進歩や目標の達成を親子で認め、喜びを感じる。内申点が悪いときの改善にむけたモチベーションを、維持するための大きな助けとなります。 - 自己肯定感の強化
自分の努力や成果に対して自信を持たせ、自己肯定感を高めることが大切。子供に対して積極的な言葉をかけることを心掛けると効果的。
これらのポイントを意識しながら、諦めずに努力を続けることで内申点が悪いときの改善につながります。
内申点は、中学受験の合否に大きく影響します。
しかし、内申点が悪いからといってあきらめる必要はありません。諦めずに努力することで内申書の点数を上げることは可能です。中学受験へむけ内申点を上げるため、上記7つの対処法を参考にしてみてください。
中学受験の内申点は何年生から?
中学受験の内申点は、通常は小学校5~6年生の成績が対象となります。
調査書の点数は小学校の成績や態度などを総合的に評価したものであり、中学受験を希望する子供の内申点は重要な要素となります。
ただし教育のシステムや地域によって異なる場合がありますので、具体的な詳細についてはお住まいの地域の教育委員会や関係する学校にお問い合わせいただくことをおすすめします。
中学受験むけ内申点の計算方法
中学受験の内申点の計算方法は各学校によって異なりますが、一般的には次の5つの項目が評価されます。
- 学習態度
授業にしっかり出席し、授業内容を理解するように努めているかを評価。 - 学習状況
宿題や課題をきちんとこなしているかを評価。 - 学校生活態度
学校のルールを守り、規則正しく生活しているかを評価。 - 部活動・委員会活動
部活動や委員会活動に積極的に参加しているかを評価。 - 特別活動
学校行事やボランティア活動など、学校生活の中での特別な活動に積極的に参加しているかを評価。
内申点は各項目の評価を5段階でつけ、その平均値を算出します。
内申書の点数は平均値が3.0以上であれば、中学受験で合格する可能性が高くなると言われています。もそこれらの範囲以下であれば、その調査書の点数は「悪い」という判断をしておくと内申点の定義が分かりやすいかもしれません。
また内申点の配点は学校によって異なりますが、一般的には成績50%、出席状況20%、課外活動30%程度です。
内申点が中学受験へ与える影響について
内申点は中学受験において、非常に重要な役割を果たします。
内申書の点数は小学校時代の成績や態度などを総合的に評価したものであり、中学受験を希望する生徒の内申点が高いほど、受験の合否や進学先の選択に有利な影響を与えることがあります。
高い内申点を持つことは、中学受験において以下のような利点をもたらします。
- 入試合格の要件
多くの中学校では、内申点が合格要件の一つとなっています。内申書の点数が高ければ、中学受験の合格ラインをクリアする確率が高まります。 - 進学先の選択
内申書の点数が高い生徒は、優れた中学校や特待生制度のある学校への進学の機会が広がります。内申点が評価されることで選択肢が増え、教育の質や進学の可能性が向上します。 - 自己PRとしての重要性
内申点は受験生の能力や素質を示す重要な指標となります。進学先の学校は内申点を見て、生徒の総合的な能力や学習態度を判断します。調査書の点数が高ければ、中学受験の自己PRとして有利に働きます。
したがって内申点が悪い場合は、小学校低学年から真剣に学習に取り組み、成績向上させることが重要。
定期テストや課題の提出に努力し、授業への積極的な参加や態度の良さも内申点に
好影響を与えます。また学習以外の面でも、態度や協調性などの社会的な能力の発展
にも取り組むことが重要です。
ただし、内申書の点数だけが中学受験合否や進学先を決定するわけではありません。入試結果やその他要素も考慮されるため、悪い内申点の改善を意識しながらもバランスの取れた学習と自己成長を目指すことが大切です。
出席日数も中学受験の内申点に影響ある?
出席日数は一部の学校で内申点に影響を与える場合もありますが、一般的には内申点の評価項目とはされていません。内申書の点数はおもに学習成績や態度、学習態度などを基準に評価されます。
ただし出席日数が極端に少なかった場合には、学習環境への影響や学校生活への参加度などが評価に反映される可能性があります。
たとえば長期の病気や留学などによる欠席が続いた場合、学習の連続性やクラスメイトとの交流などが制約されることで、内申点に悪い影響を及ぼすことが考えられます。
一般的に出席日数の評価は、学校の出席管理や成績評価の別枠で行われる場合が多いです。したがって、内申点が悪い場合はとくに学習成績や態度、学習態度への注力が重要。出席日数が問題となる場合には学校の方針や規定に従い、事前に連絡や相談を行うことが適切です。
最終的な評価や内申点の付け方は、学校や地域の教育システムによって異なる場合があります。具体的な詳細については、お住まいの地域の教育委員会や関係する学校にお問い合わせいただくことをおすすめします。
私立中学受験に必要な内申点は?
私立中学受験に必要な内申点は、学校によって異なります。
一般的には、5段階評価で3.5以上あれば合格の可能性が高いと言われています。ただし学校によっては、内申書の点数よりも入試日の学力試験の成績を重視するところも。
そのため中学受験では内申点だけにこだわらず、入試日の学力試験の勉強もしっかりしておくことが大切です。
また私立中学受験では、調査書の提出を条件としている学校もあります。調査書には小学校生活における学習態度や、人物像などが記載されます。そのため、調査書の内容も合否に影響する可能性があります。
私立中学受験を考えている場合は、志望校の内申点や調査書の提出条件を事前に確認しておきましょう。
中高一貫校の中学受験に必要な内申点は?
中高一貫校の中学受験に必要な内申点は、学校によって異なります。
一般的には各教科3.0以上、総合点5.0以上が合格の目安と言われています。ただし学校によっては、調査書の点数よりも適性検査の成績を重視するところもあります。
また中学受験における志望校の偏差値が高いほど、内申点も高くなければなりません。
中学受験の適性検査とは、私立中学校で行われる教科別の学力試験の代わりに行われる試験。出題内容は学校によって様々で小学校で学習した内容をもとに問題が作成されます。私立中学受験のような発展的な内容ではなく、会話や資料を読み取って考える、自分の考えを説明する、といった問題が出題されます。
中高一貫校の中学受験にむけ内申書の点数を上げるためには、学校の授業にしっかり出席し、授業内容を理解するように努めることが内申点の悪いときはとくに大切。また課外活動やボランティア活動などにも積極的に参加させ、学校生活を充実させることも重要なポイントです。
中高一貫校の中学受験は内申点だけでなく、適性検査の成績や面接の印象など、さまざまな要素が合否に影響します。悪い内申書の点数を上げることは大切ですが、それだけに固執するのではなく、総合的にバランスの取れた受験対策をすることが大切です。
✅ こちらも参考までに。
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まとめ
今回は「中学受験にむけ内申点が悪いときの対処法が知りたい」という疑問に対して、とくに重要な7つの改善ポイントについてお伝えしてきました。
この内申点は、中学受験の合否に大きく影響する要素の一つです。
そのため内申点が悪いと、中学受験へ不利になる可能性があります。しかし内申点が悪いからといって諦める必要はなく、紹介した7つの方法を参考に内申書の点数を上げるための努力をしてみてください。
中学受験へむけ内申点が悪いときは、まず子供の内申書の点数における現状を把握することが大切です。
調査書の点数は学校の成績、部活動、学校行事などさまざまな要素で構成されています。自分の内申点の現状を把握することで、どこを改善すればよいのかがわかります。
また内申点を上げるためには、努力を続けることが大切です。内申書の点数は一朝一夕に上げることはできません。そのため親子一緒になって、内申点アップへむけ努力を続けることが大切です。
中学受験へむけ内申点が悪いときに、ぜひ今回の内容をお役立てください。