中学受験合格にむけて「小学生低学年のときに親がやっておきたいこと」について実際の経験から詳しくご紹介します。
私も子供2人を中学受験させてみて、低学年のころから絶対にやっておいた方がいいよなぁ~と思えることがいくつかあります。
その中でもベスト3と思えるポイントをピックアップしてみます。
中学受験にむけて低学年のころ親は何をすればいいの?
と思っていれば、小学校低学年からの中学受験にむけた勉強方法として参考にしてみてください。
中学受験にむけて低学年のころ親がやるべき3選
私が実際に子供2人を中学受験させて、絶対に外せないと思った3つがこれです。
- 勉強スタイル(クセ)を身につけさせる
- ふだんの暮らしで”当たり前の動き”にしたい面接対策
- 効率よく勉強できる教材
この3つのポイントについてさらに詳しく解説します。
①勉強スタイル(クセ)を身につけさせる
まず1つ目が「勉強グセ」をつけさせること。これはどこの家庭でも分かっていると思いますが今一度チェックなさってみてください。
中学受験にむけておすすめする低学年の勉強スタイルは次の通りです。
- 1日2時間はしっかりと取り組む。
- 宿題、復習、予習は絶対にする。
- できれば自分で”完璧ノート”を作らせる。
1日2時間の勉強は最低でもさせておきたいところです。
したがって1教科30分で宿題、復習、予習までをこなす、というのが毎日のルーティンとして身につけば高学年でそのまま同じように勉強ができるようになります。
さらに私は「完璧ノート」というものを作らせていて、これはまとめノートとは少し違って”その日の勉強内容で問題と答えを作るノート”です。
こんな感じで問題と答えを自分で考えながらノートをつくっていき、これがまとまると「問題集」として使えるのでとても便利です。また自分で考えて問題を作るためその日にやった勉強内容がよく頭に入るのも効率が良く、中学受験にかなち役立ったノートになりました。
こういった勉強グセはそのまま高学年になってからも継続するので、低学年のうちからしっかりと身に着けさせておきたいのが親のやるべきこと思います。
②ふだんの暮らしで”当たり前の動き”にしたい面接対策
面接対策は高学年になってから‥というのはけっこうヤバくて、低学年のうちから身に着けさせておいた方がおすすめです。
うちも初めは高学年になってから面接練習をすればいいやと思っていましたが、じつは低学年のうちに作法や仕草が身についていてなかなか直りません。
とくに”ちょっとした手の置き方”などは普段やっていることがそのまま出るもので、とても高学年になってから急に対策をしようと思ってもかなり難しいと思います。
ほかにも挙げればキリがなくて、歩き方や姿勢など‥。
中学受験では意外とそういった「私生活」の部分が見られているものです。
そんなすぐには身につかない仕草というのは低学年からやっておきたい部分で、これも親が注意しておくべきポイントになるかなと私は思います。
私のまわりを見ても、中学受験で失敗する家庭の中に面接がネックになっていることがありました。
そんな家庭がいうには「もっと早くから‥」という言葉をよく耳にしてきたので、ぜひこの「面接対策」というのも低学年からやっておきたい1つとして取り組んでみてください。
参考記事
難関校の中学受験にむけて低学年で身につかせておきたい3つのクセ
③効率よく勉強できる教材
最後に強くお伝えしたいのが「勉強教材」で、これは子供が自分で選ぶことができないため親が気をつけてあげないといけません。
先ほど”勉強スタイル”についてご紹介しましたが、その中に教材を取り入れることで学習効率を大きくアップできるようになります。
しかし何でもかんでも与えればいいかといえば違っていて、よけいな時間を使ったりしないために「ムダを省ける教材」を選ぶことが大切です。
たとえば問題集を選ぶときでも、同じ出版社のものを選ぶなど。
勝手が違えばやり方を覚える必要があるので、なるべくそういった無駄を省くことが中学受験にむけてポイントになってきます。
さらに私が実際にやった方法が「通信教材」を使う取り組み方。
一般的な紙教材ではなくうちでは”ネット教材”を使うことによってより無駄を省くことができて、効率の良い勉強を実践することができたのも中学受験成功のカギになったと思います。
これは子供が自分で選ぶことはできないので、親の責任だと思ってしっかりと注意をして選んであげてください。
参考記事
【中学受験】実際やってわかった小学校低学年におすすめな3つの教材
中学受験にむけて低学年からやるべき親の”役目”
ここでは絶対にやるべきこととは少し違って、できればやっておきたい”役目”をご紹介します。
この”役目”はいくつかポイントがあっても、その中でとくに大事なのが「選ぶ中学校」です。
中学校選びで大事なポイントはこれです。
- 将来の目標から逆算した学校選び。
- 自宅からの距離や交通手段。
- おかしなイジメなどのない学校。
最低でもこの3つは抑えておきたいポイントです。
ほかにも親の役目として、健康を維持できる食事管理、衛生面を気にしすぎて抵抗力のない体にしないことなどが挙げられます。
ぜひこの辺りは親の役目として、しっかりと実践なさってみてください。
中学受験に良い結果をもたらすポイントになります。
まとめ
中学受験にむけた、低学年への親のやるべきことや役目についてご紹介しました。実際に私の経験に基づいての内容です。
親としては「まだ低学年」と思いがちですが、高学年まではあっという間。
気が付いたら子供は大きくなっていますので、低学年のころからいろいろと気にかけておくことで最終的には「ちょうどいい」スピードになるものです。
早め早めの対応が大事。
ぜひ実践なさって最高の状態で中学受験に挑みましょう!
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