こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「中学受験に受かる方法が知りたい」という疑問に答えます。
はじめにハッキリといっておきますが、中途半端な気持ちがあれば中学受験に失敗します。
まずは絶対に合格する!という強いモチベーションを維持すること、そして有意義と感じた知識はとにかく吸収する!といった姿勢をもっておくことが中学受験を成功させる大前提です。
ここでは実際に中学受験を経験した知識から、核心に迫る情報をお伝えします。
したがって厳しい内容になる場面もあると思うので、まだ絶対合格するという強い覚悟が決まっていなければ、やや精神的負担を感じるかもしれませんので悪しからず。
では中学受験へ受かる方法について、私の本音をお話しします。
中学受験に受かる子の特徴
実際に子供の中学受験を体験して、私はつぎのように感じました。
- 中学受験に対しモチベーションが高い
- 復習中心の学習スタイルを実践している
- 積極的に疑問解消を実践している
もし中学受験に不安があれば、このようなポイントを実践してみてはいかがでしょうか。
おもに目立った特徴3つですが、最低でもこれを網羅している子供が合格できているかなと。
さらに3つの特徴について詳しく解説します。
受かる子の特徴①中学受験に対しモチベーションが高い
中学受験に受かる子の特徴は、とにかく「志望校への思い入れ」が強い傾向にあるかと。
強い思い入れがある子供の勢いというのは、ほんとに半端ないです。
しっかりと志望校について熟知しているくらい情報収集をしており、しかも絶対に合格する!という強い意志をありありと感じる勢いある子供が合格しているように思います。
とにかく中学受験へのモチベーションが高く、合格のためには自分の時間も犠牲にするのも拒まない。こうした集中力の高さというか、志望校に合格する!絶対に行きたい!という思い入れの強さも合格には必要であると私は感じました。
この中学受験へむけた高いモチベーション、というのは必須かもしれません。
受かる子の特徴②復習中心の学習スタイルを実践している
中学受験というのは、当然ながら「これまでの理解度」を確認するためのもの。
したがって徹底的に復習を行った子供が合格しやすいのは当たり前で、過去の未理解部分をしっかりと解消して中学受験に挑むというこの姿勢は極めて重要なポイントになるかと。
大事な部分なのでもう一度言いますが、中学受験は過去の理解度チェック。
出題内容はもちろん小学生範囲で履修済みのなかから選ばれるので、いかに過去の復習をしっかりと行っておくかというのは重要なポイント。この部分を徹底的に実践できている子供ほど中学受験に合格しやすいので、1つも未理解を残さないという勉強方法をとり入れておくことが大切になると思います。
中学受験に受かる子の特徴として、この「過去の徹底復習」も大きなポイントになります。
受かる子の特徴③積極的に疑問解消を実践している
中学受験に受かる子の特徴として、この「積極的な疑問解消」も見受けられたかと。
少しでも疑問に感じた部分を即解消するという学習スタイルを実践しており、自分で参考書などを調べたり通信教育などで疑問解消したりと、どんどん新たな知識を吸収していくという姿が見られるもの。
もちろん中学受験専門の学習塾で疑問解消したりといったスタイルもありますが、いずれにおいても疑問に感じた場合は即解消を図るという姿勢も合格にむけ重要なポイントかと思います。
とくに疑問を感じままでは、勉強もその先へ進めることができず、時間効率としてもマイナス。
したがって中学受験にむけて疑問の即解消を行う、というのも合格へ向けて効果的な姿勢と感じます。
このことを踏まえたうえで、中学受験に受かる方法を紹介します。
私がとくに、重要と感じるポイントはおもに7つ。
1つずつ確実に実践すれば、かなり合格へ近づけるかと思います。
中学受験に受かる方法「7つのポイント」
中学受験合格には、つぎの7項目がとくに重要と感じます。
- 過去の未理解部分をすべて解消する
- 特殊応用問題への対応力を養う
- 多角的な思考力を磨いておく
- スピード強化と正確性のバランスを養う
- 客観的な視点からの見直し能力アップ
- 模擬試験により安定した精神力を養う
- 普段から面接対策をとり入れる
いずれの項目においても必須といえるポイントで、1つも欠かすことなく実践がおすすめ。
さらに詳しく7つのポイントを解説します。
受かる方法①過去の未理解部分をすべて解消する
中学受験に受かる方法として、もっとも重要といえるのが「過去の復習」です。
先ほども少し話したように中学受験は、これまでの学習知識をチェックするのが目的。したがって履修範囲をしっかりと復習して未理解部分をなくしておくことが最大の対策になります。
過去の未理解を解消するのに相応しい方法が「徹底復習」で、小学生範囲をすべて見直して、1つも未理解部分がないよう学ばせておくことが超重要。もういちど障害性低学年の範囲からすべてを見直して、少しでも不安要素があれば徹底的に追及・解消しておくことが求められます。
基礎・応用範囲ともすべての分野・単元を理解させたうえで、しっかり正解を導き出せるよう能力を養っておくことが必須。この項目だけをしっかり重視して中学受験対策をしても、かなり効果的な結果へとつなげることが期待できます。
まずは中学受験対策として、この「未理解の解消」についてしっかり実践することをお勧めします。
受かる方法②特殊応用問題への対応力を養う
すでにご存じのように、中学受験には通称「難問」がかならず出題されます。
この難問というのは一般的な思考力では解ききれない内容となっており、出題範囲は小学生の履修内容となっていますが、解き方(理解と対策)など難易度の高い学びを受けていなければ正解へつなげることは極めて大変な問題として有名です。
とくに難関私立中学などでは大人でも解けない難問が出題されたりと思考力を養っておくことが重要な対策で、この問題をクリアするには学習塾での対策、訪問・オンライン指導による対策などが効果的といえる手段になります。
独学でこの難問対策を実践しようと思っても、見合った教材がまず見つからないのが難点。優秀な教材を探そうとしても難問対策までしっかり学べることはほぼないため、できれば講師から学ぶという学習スタイルを選ぶのが最適な履修方法になるかと思います。
まずは小学生範囲の基礎・応用をしっかり理解しておくことが前提で、そのうえで応用力を効かせて柔軟に対応できる力を養っておくことが必須。この特殊問題はその志望校の特色を表すという意味においても重要な部分になるので、しっかりと効果的な解き方について学ばせておくことが大切です。
受かる方法③多角的な思考力を磨いておく
中学受験では少しのミスも命取りになるため、すべての問題を的確に解けることが重要。
そこでミスを限りなく減らすという意味においても「多角的な思考力」を養っておくことが重要で、同じ問題でも解答部分が異なれば別問題となってしまうため、さまざまな方向から同じ問題が解けるよう能力を養っておくことも重要なポイントになります。
たとえば同じ問題でも「式」「答え」いずれを求めるかによって、また別の思考力が必要になるもの。こうしたイレギュラーな問題にもしっかり対応できるためにも、多角的な思考力を磨いておくことが重要になります。
このポイントをクリアするには、1つの問題を解くときに、さまざまな方向から解かせてみるのがおすすめ。ときには答えから問題を考えさせたりと、柔軟に思考力を働かせることができるよう強化しておくことがベストな対策です。
中学受験へ確実に合格するには、こうしたイレギュラー問題に対し柔軟に対応できることもポイントです。
受かる方法④スピード強化と正確性のバランスを養う
中学受験へ受かる方法として、この「スピード&正確性」というのも重要なポイント。
制限時間内におけるタイムアタックとなるため時間配分にも注意しつつ、さらに時間効率を高めるためにスピード強化を図っておくことが必須になります。
とはいえスピード強化ばかりに目が行ってしまうと「うっかりミス」などの原因となるため、同時に正確性についても養っておくことが重要。この2つを同時進行することで、より適切な時間配分能力を養えます。
スピード強化においては大きく2つの段階があり、まずは基礎範囲の問題へ対するスピードアップ。基礎なだけに簡単に考えてしまうミスが多くなりがちなので、単純な計算でもしっかり問題を見き分けて確実に解くことがポイントになります。
もう1つは応用問題のスピードアップ強化で、しっかり文章を読んで的確に理解する。また正しい公式を間違わず使って、途中式などミスを防ぎながら解くなどがポイントです。
このスピード&正確性は中学受験のベースとなる部分なので、徹底的に磨いておくことがおすすめです。
受かる方法⑤客観的な視点からの見直し能力アップ
中学受験をより確実に受かるため、最終的な「見直し」の能力もかなり重要なポイント。
あまり重視されていない中学受験の見直しですが、うっかりミスや勘違いを見抜いて訂正し、正解を増やす可能性を高めるためにやっておきたい施策のひとつ。
ただし見直しの注意点として、もっとも重要となるのが「客観的な視点」からチェックすること。この視点はかなり効果的な対策となるため養っておきたい能力かなと思います。
客観的な視点をもつ意味としては、自分の解答に自信を持ってしまいやすいため。
これだけ考えたのだから間違ってないだろうという、思い込みが先に立ってしまいがち。これでは正確な見直しにつながらないため、客観的視点をもって「間違っていることを前提」としたチェックが中学受験へ受かるための見直しとして重視すべきポイントです。
具体的にこの感覚が理解できない場合は、自分ではなく他人の解答と思わせることがおすすめ。
絶対に間違っているだろうという感覚で見直しすることによって、些細な間違いにも気づきやすくなり、結果的に正確な見直し作業ができるようになると思われます。
中学受験に受かる方法として、この「客観的な視点による見直し」も重要なポイントです。
受かる方法⑥模擬試験により安定した精神力を養う
中学受験本番で100%の能力を発揮するには、学習知識と同時に「精神力」も大切な要素になります。
とくに小学生の中学受験というのは人生初めての試験ということもあって、受験会場の雰囲気などに吞まれやすく実力発揮できないという結果に至る場合も少なくないもの。
初めて見る緊張感の張りつめた受験会場に圧倒されてしまい、想像以上に固くなってしまいがち。そこで効果的な対策となるのが「模擬試験の受講」になると私は思います。
この模擬試験はかなり本番さながらの雰囲気を味わえるのが特徴で、一度に限らず複数回受講しておくことによって、中学受験の雰囲気にかなり慣れることが期待できるというもの。
試験会場の雰囲気というのは学習塾などでも再現できないため、もっとも最適といえる施策が模擬試験の受講になるかと。実際に模擬試験を受けさせてきた子とそうでない子では、落ち着き度合いがけっこう異なっていたように私も思います。
模擬試験は会場の雰囲気に慣れることで、落ち着いて中学受験に挑めるという効果が期待できます。
緊張してしまい実力を発揮できないのは極めてもったいないので、模擬試験によって本番の雰囲気に慣れさせておくのも中学受験へ受かる方法のひとつといえます。
受かる方法⑦普段から面接対策をとり入れる
もし志望校に2次面接試験があれば、早めの面接対策をおこなっておくことがポイント。
わりと面接対策というのは1次筆記試験が終わって、合格結果が出てから実施する家庭が多いもの。しかし私からするとそのタイミングでは遅すぎると思います。
なぜなら面接試験でチェックされる項目に、言葉遣いや言い回し、動作やマナーなどが含まれるため。
社会知識(政治経済・環境問題など)における設問への対応力についてもチェックされますが、いずれの項目においても早々と身につけることは難しいものです。
とくに普段の生活習慣が大きくかかわってくる面接態度や言葉遣いなどは、長い時間をかけて少しずつ改善していく必要があるかと。すでに「クセ」となっている部分を修復するため、そう簡単に短時間で見直すことはかなり困難を極めます。
実際に私の子供たちも面接対策については時間をかけて行い、面接試験現場で起きている具体的な内容について【経験談】中学受験の面接で聞かれる7つのこと&回答方法でもまとめているので参考までに。
できれば2次面接対策は、遅くとも半年(6ヶ月)前から実施しておくのが効果的。
一般的な社会知識(時事問題など)を身につけるためには小学生用新聞もおすすめで、生活習慣による言葉遣いや態度については親のチェックが求められます。
面接対策は1次筆記試験が終わってから、というのが一般的な家庭に多いタイミング。
しかし実際に中学受験を経験した感想としては、面接対策はかなり時間を要するため、あらかじめ毎日の生活へ早めに取り入れていくことが効果的なタイミングかと思います。
すでに小学6年生で、中学受験に間に合わない!という場合もあるかと思います。
そんな家庭へおすすめなのが、時短効果を期待できる学習スタイル。
私がおすすめの、とくに「優秀な3つ」について次で紹介します。
中学受験へ間に合わない!時短効果あるおすすめ学習スタイル
私の経験からすると、つぎの3つが超おすすめかと。
- デジタル教材すらら
- デジタル教材スタディサプリ
- 学研オンライン家庭教師
この順番はランキングではなく、都合上の数値です。
それぞれ個性が違うので、いまの状況に最適と思えるスタイルを選んでみてください。
中学受験におすすめ①デジタル教材すらら
学べる内容 | 理解対策 | 定着対策 |
基礎範囲 | 映像授業 (アニメーション解説) | ドリル・テスト機能 (AIシステム搭載) |
中学受験の基礎範囲を、しっかりと学べるデジタル教材です。
アニメーション映像授業のわかりやすい解説で理解へつなげやすく、しかも無学年教材のため学年を超越して履修できることで中学受験対策に最適。分野の流れで復習ができるため、これも時短効果につながる大きな要素となります。
またドリル・テスト機能によって豊富な問題数が搭載されているため、知識の定着も行いやすいのが特徴。映像授業とコラボさせることで理解と定着につなげやすい構成となっています。
私も実際に体験した感想からすると、とにかくアニメーション授業の解説がわかりやすいかと。
1つの単元がさらに細分化され複数チャプター(最小でも8つ以上)で構成されているため、この映像授業で理解できないという状況はまずないかと。したがって中学受験範囲でどうしても理解できない単元があれば、かなり適したデジタル教材であると私は思います。
映像授業内でも確認問題が頻繁に出されますが、それ以外にもドリル・テスト機能によって豊富な問題へとり組むことも可能。無学年教材なので過去の復習をしっかりでき、中学受験にむけて確実性の高い対策ができる教材になります。
学年を問わず自由に学べるため市販教材のように複数購入する手間もなく、結果的に大幅な時短効果が期待できます。
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→ 【体験談】通信教材すららを中学受験に使った感想を口コミレビュー
中学受験におすすめ②デジタル教材スタディサプリ
学べる内容 | 理解対策 | 定着対策 |
基礎範囲 | 映像授業 (講師解説) | ボリュームある演習問題 (AIシステム搭載) |
このスタディサプリも中学受験対策に効果的で、しっかり時短効果も期待できる教材です。
先ほど解説したすららはアニメーション授業でしたが、このスタディサプリは講師による授業解説。しかも神授業として有名な講師陣が揃っているので、これまた理解へつなげやすい映像授業となっています。
映像授業の細かさという点においてはスタディサプリも高レベルで、履修スタイルも初歩・基礎・応用とレベル訳がされており、実力に沿った学習ができるのもメリットのひとつ。
すべての分野・単元において映像授業と受講テキスト(確認問題あり)が備わっているため、しっかりと過去の復習ができる構成となっています。
私が体験した感想をいえば、とにかく神授業講師の解説がわかりやすい。
1つの単元でも多角的に説明をしてくれるので応用が利きやすく、複雑と感じる部分においては「噛み砕いた解説」となっているため極めて理解へつなげやすい映像授業と感じました。
また映像授業とともに表示される受講テキストもけっこう効果的で、内容に沿ったテキストを見ながら受講できるため、より理解へつなげやすいかと。この受講テキストには確認問題も掲載されており、プリントアウトすれば問題集としても使えるため中学受験対策にかなり便利な構成となっています。
いちど、視聴してみる価値ありの映像授業です。
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→ 小学生の中学受験対策に「スタディサプリ」が超おすすめな3つの理由
中学受験におすすめ③学研オンライン家庭教師
学べる内容 | 理解対策 | 定着対策 |
全範囲 | マンツーマン指導 | ピンポイント学習 |
先ほどのデジタル教材は基礎範囲を効果的に履修できますが、難問対策まではできません。
そこで中学受験の難問対策まですべて学べるのがオンライン指導で、とくに学研オンライン家庭教師が優秀で極めて評判も優れるためおすすめです。
オンライン指導ということで、必然的にマンツーマン指導となるのが大きなメリット。したがってピンポイント学習ができるため疑問解消もしやすく、中学受験へむけ時短効果につながるため、これでは間に合わない!と悩むときに最適な学習スタイルになります。
中学受験の基礎~応用範囲まですべて履修できるため総仕上げとしても有効で、疑問があればその場で質問・解消できるのもオンライン指導ならではのメリット。
またオンライン指導ということで全国の優秀な講師が集まりやすく、中学受験の経験者もかなり多く在籍しているため、志望校をはじめ出題傾向の把握といった意味においても極めて有意義といえる学習スタイルになります。
とくにこの学研オンライン家庭教師は優秀な講師陣が多く、しっかりした研修制度によって指導力においてもバツグン。私の感想としては「群を抜いて優秀なオンライン指導」という印象を持っています。
中学受験にむけて、一気にこのオンライン指導で巻き返す、というのもいいかと思います。
✅ 学研オンライン家庭教師の詳細はこちらで。
中学受験へおすすめ学習スタイル比較一覧
ここまでに紹介した3つの学習スタイルを比較一覧表でまとめます。
それぞれ教材名をクリックすると先ほどの解説項目へ戻ります。
教材名 | 学べる内容 | 理解 | 定着 |
すらら | 基礎範囲 | 映像授業 (アニメーション解説) | ドリル・テスト機能 (AIシステム搭載) |
スタディサプリ | 基礎範囲 | 映像授業 (講師解説) | ボリュームある演習問題 (AIシステム搭載) |
学研オンライン指導 | 全範囲 | マンツーマン指導 | ピンポイント学習 |
まとめ
今回は「中学受験に受かる方法が知りたい」という疑問に対して、
という内容をもって、私の経験をもとに回答してきました。
中学受験へ受かる方法として、1次筆記対策にもっとも重要といえるポイントが「過去の徹底復習」です。
もちろん1次筆記試験に合格できたとしても2次面接試験があるので、気を抜かずに面接対策においてもしっかりと着目して対策をおこなっておかなければいけません。
中学受験はおもに1次筆記試験・2次面接試験で構成されています。
とくに1次筆記試験ばかりに目が行ってしまいがちなので、しっかりと2次面接試験についても対策を講じておくことが合格するための必須ポイントになります。
中学受験に受かる方法として、今回の内容をぜひお役立てください。