こんにちは、子供2人を中学受験させたMIKIママです。
今回は「中学受験にむけ低学年でやっておくことは何?」という疑問に応えます。
中学受験にむけ低学年でやっておくことを、高学年からスタートしてもあまり効果的なとり組みにはなりません。なぜなら「中学受験の基礎」となる部分で、低学年からクセをつけておくことが大事だから。
そこで中学受験にむけて低学年からやっておくこととして、とくに重要となるポイントをお話しします。
私の実体験からいえば、ガチでやったほうがいいポイントです。
中学受験にむけ低学年でやっておくこと
中学受験にむけて、すでに低学年から競争は始まっています。
とくに低学年からやっておくこととして、つぎの3つが重要なポイントです。
- 計算力をしっかりと身につけさせる
- 読解力を養って5教科の理解につなげる
- 新聞を読ませる・正しい行動や発言をさせるなど面接対策をする
すべて「中学受験の基礎」を構築する項目で、1つでも欠けてしまうといけません。
さらに3つのやっておくことについて、さらに詳しく解説します。
計算力をしっかりと身につけさせる
小学生の「計算力」というのは、低学年から徹底的に体へ覚え込ませることが重要。
低学年から計算力アップにむけた家庭学習にとり組んでおくと思考力の素早さをはじめ、つねに先を読みながら計算問題に挑むことが期待できるようになります。
また1つの問題でも多角的な解き方を考えることにもつながるため、中学受験においてムダな時間を省き、より正確な答えを見つけることにもつながるため低学年からの計算力学習は極めて重要。
小学生中学年以上になってくると算数も複雑になり、計算力強化もなかなかできません。
算数の計算力を鍛えることによって、理科の計算問題などにも通じる力を養えるため極めて有効。
中学受験にむけ低学年からやっておくこととして、まずはこの「計算力学習」に取り組んでおくことを強くおすすめします。
✅ こちらも計算力アップにおすすめです。
【小学生低学年】紙は古い!超おすすめ最新型「AI計算ドリル」3選
読解力を養って5教科の理解につなげる
中学受験にむけ、低学年からやっておくことに「読解力学習」も挙げられます。
この読解力というのは国語ばかりに通じるだけではなく、5教科すべてを理解するとき極めて役立つ能力。とくに算数の応用問題をはじめ、文章で出題される問題はすべてこの読解力が必要です。
読解力を鍛えるためにおすすめなのが、読書感想文など「作文の書き方」を学ぶこと。
日本語の主語・述語をはじめ接続詞や修飾語といった意味を低学年から少しでも早く学ばせておくことで、より文章問題に対する読解力アップが期待できるようになります。
中学受験において、この読解力は「時間効率」「正しい答えの判断」などへつながる能力。
したがって低学年からやっておくこととして、この「読解力」についても徹底的に鍛えておくことをおすすめします。
✅ 読書感想文をしっかり学習できて読解力ップにおすすめ。
【小学生低学年】読書感想文の書き方がわかる超おすすめ通信講座
新聞を読ませる・正しい行動や発言をさせるなど面接対策をする
勉強グセなどは低学年すぎてもまだ直しやすい、しかし「生活習慣」を改善するのは難しいです。
中学受験の面接でもっとも気をつけたいのが「普段の仕草」で、言葉遣いをはじめ、ちょっとした身の振り方なども毎日の生活態度が顕著に出てしまうもの。
したがってこの生活習慣のクセこそ、低学年からかなり注意しておくことがおすすめです。
最近の中学受験における多い質問が「愛読書は?」というもの。
低学年から本などを読ませるのもおすすめですし、さらに中学受験面接で質問があった場合に困らないよう「新聞を読むクセをつけさせる」というのもやったほうがいいことです。
新聞を読ませるといっても低学年ではかなり難しいので、小学生でも楽しく余裕で読むことのできる小学生新聞を使って社会情勢を把握させるというのもおすすめの方法。
とくに忘れがちとなるのも、この中学受験面接にむけた対策。
この中学受験にむけた面接練習というのは気付きにくいポイントで、早くても小学4~5年生といった家庭が多いので、低学年から習慣化させておくとより有利になること間違いなしです。
中学受験にむけて、この面接対策もぜひやっておくことの1つに入れてください。
✅ 実際に私も利用した「小学生新聞」はこちら。
【中学受験の面接】時事問題の対策ができる「小学生用新聞」がめっちゃおすすめ!
中学受験にむけ低学年でやっておかないほうがいいこと
次にあげた項目は、低学年からやっておかないほうがおすすめです。
- 行き当たりばったりの家庭学習をする
- 定期テスト対策などの場面において「ヤマ」を張って挑む
- 流行り言葉を多用する
もしこの中の1つでも当てはまれば、すぐにでも改善したほうが中学受験のため。
これらのポイントが、なぜ問題となるのか詳しく解説します。
行き当たりばったりの家庭学習をする
小学生低学年のうちに、もっともやってはいけないことが「根拠のない勉強方法」です。
安定した家庭学習というのは「復習・現在部分・予習」の3つが揃っていることで、毎日のサイクルとして同じペースで取り組むことが重要。この中の1つずつバラバラにして取り組むというのは、あまりおすすめではありません。
また普段から正しい学習サイクルを実践していれば、特別にテスト対策を行う必要もなし。
テスト前になると出談範囲を勉強し始めるという行き当たりばったり方式スタイルは、中学受験にむけて効果的な学習方法とはいえないため注意すべき部分になります。
定期テスト対策などの場面において「ヤマ」を張って挑む
低学年のころから「テストのヤマを張る」というスタイルは改善することをおすすめします。
テスト対策として山を張るというスタイルはけっこうクセとして身につきやすいもので、余計な勉強はしない習性が高学年になっても続きやすいもの。
テスト範囲以外の部分を勉強すると「ムダなことをした」とマイナスに感じるようになるので、低学年のうちから山を張るといったテスト勉強はあまりおすすめできません。
毎日の家庭学習を正しいサイクルで取り組んでいれば、こうした山を張るような対策は不要。
低学年でこうしたマイナスの取り組みは、中学受験においても同じように癖が出てしまいやすいためくれぐれも注意が必要です。
流行り言葉を多用する
小学生のころは、とくに「流行っている正しくない日本語」を使いたがるもの。きっとどこの家庭でも同じだと思います。
毎日当たり前のように正しくない日本語を使っていると、身体に染みついてしまい中学受験の面接において気にせずとも発してしまう可能性があるため正した方がおすすめです。
まだ小学生低学年のころであれば、そこまで気にすることもないと思いがち。
しかし問題はそこではなく、誤った日本語を使いやすい体質となってしまうのが中学受験に向けて極めてマイナスの影響を及ぼしてしまいます。
なるべく誤った日本語を使わせないよう注意して、使えば直すの繰り返し。
低学年から正しい日本語を使わせる癖を身につけさせておくことで、中学受験の面接対策として慌てる必要もなくなります。
まとめ
今回は「中学受験にむけ低学年からやっておくこと」について解説してきました。
低学年からやっておくことというのは、おもにクセとして身につけることで、中学受験にむけより有利となる事柄ばかり。低学年を過ぎると体に染み込ませるのが難しいともいえる部分なので、ぜひ徹底的に取り組まれることをおすすめします。
私の子供2人も、中学受験にむけてこの3つのポイントには注意をして取り組みました。
そのお陰もあってか良い結果につながったので、これは大事な部分だということで今回このような形でお話しすることにしました。
ガチで大事なポイントになるので、少しでも早い実践がおすすめ。
中学受験にむけて、最低でもやっておくべき3つのことになります。