難関校の中学受験にむけて低学年のうちは何をやっておけばいいんだろう‥と思いますよね。
私も子供2人を中学受験させて今では私立中学校へ通っていますが、低学年のころにやっておくべきことは?といろいろ考えてきました。
そんな経験から「難関校の中学受験へ低学年で身につけるべきクセ」について詳しくご紹介しようと思います。
難関校の中学受験にむけて低学年で身につかせておきたい3つのクセ
実際に中学受験をさせた経験から、つぎの3つは最低でも身につかせておいた方がいいクセです。
- 本当に理解できるまでその問題を離れないクセ
- 数稽古で定着をはかるクセ
- 復習~予習まではきっちりと取り組むクセ
①本当に理解できるまでその問題を離れないクセ
まず低学年から見につかせておきたい1つ目のクセが「徹底的に理解する」ということ。
問題集などをやっているときに、もし解くことができないときは後回しにせず”その場で理解できるまで考える”ということを実践してみてください。
後回しにするクセが身についてしまうと思わぬポカの原因になります。
後回しにした部分を忘れてどんどん先に進めてしまう、というわけなんですね。
これをやってしまうと理解できていない部分がそのまま「点数のとれない部分」になってしまうので、そうならないためにもその場で理解できるまで取り組むクセを低学年で身につかせておいたほうがおすすめです。
②数稽古で定着をはかるクセ
難関校の中学受験にむけて、低学年のころから「定着をはかる」というのも身につけさせておきたいクセです。
この定着というのはいわゆる問題集などをしっかりとこなす”数稽古”で、理解できた部分をさらに数稽古によって定着を図るという一連の流れを身につけさせておくことは中学受験にむけてとても効果的な動きになります。
理解する➝定着を図る
これを繰り返していけば高学年になってからもそのままクセになって継続できることで、難関校の中学受験にかなりプラスになるクセになってきます。
③復習~予習まではきっちりと取り組むクセ
ぜひ低学年のうちから「復習~予習」の流れもクセにさせておいてください。
これをずっと繰り返していると学校で習い単元が本当にスッと入るようになって、学習効率や時間効率などあらゆる場面で子供にとってプラスのクセになります。
簡単な図にするとこんな感じ。
常に自分がいる位置を中心として、その前後に復習と予習があることを理解させてみてください。
さらにパワーバランスはこう。
- 予習:3~5割理解
- 現在:7~8割理解
- 復習:10割理解
このバランスを保ちつつ勉強に取り組んでいくと、高学年になってからもバランス感覚が身について安定した勉強スタイルを保ちながら受験勉強ができるようになります。
これもぜひ低学年のうちからクセとして身につけさせておいたほうがおすすめです。
さらに難関校の中学受験合格をより近づける低学年の取組み
中学受験は筆記試験だけではなく「2次面接試験」も忘れてはいけないポイントです。
これはもう低学年のうちからクセとして取り組ませてください。
毎日の生活スタイルがそのまま面接で現れます。面接練習というのは急に身につくものではなくて、ふだんの暮らしの中で少しずつ”クセ”として身についていくものと考えておくことが大事です。
じつは私の家庭では小学生3年生になってからハッ!と面接練習のことを思い出しました。
それまでは筆記試験のことばかり気にかけていてすっかり頭から抜け落ちていましたが、じつはよく考えてみると面接というのはそう簡単には身につかないよな‥と。
まだ低学年だったので間に合いましたが、小学4年生くらいになってくると生活スタイルが固定化されてくるので危うく面接を落としかねない状況だったのを今でも思い出します。
面接練習というのは一時の勉強では身につきません。
ぜひ低学年のうちから面接を意識しながら生活をしてみてください。
難関校の中学受験では低学年のクセがすべて出る
私も子供2人を中学受験させてみて、良く分かったのが「低学年が大事」ということ。
本当に低学年で身についたことが、高学年になってからもそのまま継続されたり表現されたりするものです。
したがって受験対策というのは低学年がとても大事だなと。
身をもって分かりましたので、くれぐれも低学年のうちから難関校の中学受験対策としてご紹介したクセを意識して身につけさせておかれることをおすすめします。
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