まだ早いのでは?と思うかもしれませんが、小学校低学年から中学受験にむけてしっかりと準備しておくことが合格を掴む大きなカギになります。
うちも子供2人を中学受験させましたが、小学生低学年から早め早めの準備をしてきたことが成功につながったのかと今ではつくずく思います。
そんな経験から「低学年から中学受験にむけて準備しておくポイント」について詳しくご紹介していこうと思います。
小学校低学年からの中学受験にむけた勉強方法として参考にしてみてください。
低学年の中学受験準備①面接練習
まず忘れてはいけないポイントが「面接練習」です。面接練習は1次筆記試験に合格してからでいいのでは?と思うかもしれませんが、じつはいちばん時間がかかるのが面接練習。
まわりの家庭から聞いた情報によると、面接でしくじってしまう原因がつぎのことです。
- 普段のクセが出てうまく受け答えができなかった。
- きちんと目を見て話すという基本的な部分が出来ていなかった。
- 椅子に座ったときの猫背が直し切れていなかった。
これが面接で失敗した原因はここだろう、という声です。
つまり「普段の仕草やクセがそのまま表れる」というのが面接の怖いところで、長い時間をかけて面接で必要な動きを”当たり前の仕草”にしておくことが成功するコツになります。
したがって中学受験にむけて、小学生低学年でまず忘れてはいけない準備がこの面接練習。
一時筆記対策よりも先に取り組み始めておくべき、ともいえる部分になります。
人気記事 中学受験で面接を成功させるためのコツ
低学年の中学受験準備②勉強スタイルを決める
低学年からの中学受験準備として、これも大事といえる2つ目が「勉強スタイル」です。
勉強スタイルというのは小学校低学年のときに決まるもので、それがそのまま高学年になってからも維持されていく。つまり「効率の良い方法」を身につけておけばそれが継続されるということです。
私がよく耳にしていたのが、
本格的な中学受験準備は高学年になってから‥というものでした。
しかし勉強スタイルは、高学年になってから変えることはとても難しく効率が悪い。
なるべく低学年のうちにきちんとスタイルを決めてしまうことが、中学受験成功の大きなカギになって来ると私は思います。
したがって低学年のうちに「なるべく効率のよいスタイル」を取り入れて、それを高学年になってからも継続していくことが中学受験成功に欠かせないポイントです。
おすすめ記事
【中学受験】実際やってわかった小学校低学年におすすめな3つの教材
低学年の中学受験準備③英検・英会話
中学受験は1次筆記・2次面接だけではなく「英検・英会話」も考えておかなければいけません。
英検なんて当然のように有利な資格として中学受験で優遇されますが、さらに英会話についてもしっかりと勉強させておくことが成功の大きなポイントになります。
ご存知のように今や英語関係というのは、学習指導要領でも強く言われています。
こうしたことからも、これからのグローバル化に適応するためにもっとも重要な分野ともいえます。
この抜粋からも分かるように‥
「具体的な課題等を設定し,児童が外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせながら,コミュニケーションの目的や場面,状況などを意識して活動を行い,英語の音声や語彙,表現などの知識を,五つの領域における実際のコミュニケーションにおいて活用する学習の充実を図ること」(外国語科)
参考:文部科学省「学習指導要領」より
この中で「コミュニケーション」という言葉が何回出てきているか?
ここからもわかるように、とくに英会話は中学受験に大きな影響を与える必須科目といえます。
英会話などの語学というのも急に身につくものではないため、低学年から多めに時間を割いてでもしっかりと準備を始めておくことが中学受験合格に望ましい結果を出すポイントになってきます。
おすすめ記事
まとめ
- 面接練習
➝長年の生活で身についたクセが出る。 - 勉強スタイルを決める
➝高学年になってからもスタイルとして継続される。 - 英検・英会話
➝外国語科目は絶対に早めの取組みが効果的。
こんな受験対策を実践してきましたが、けっこう効果的だったと感じています。
最低でもご紹介した3つのポイントは抑えながら、さらに中学受験にむけて付加価値の付くと思われる取り組みをプラスしていけばより確実になってくのではと思います。
ぜひ中学受験にむけて、低学年の準備として取り入れてみてください。
人気記事
コメント